くすみの原因は化粧焼けかも?原因から解消法まで徹底解説

美容に詳しい方なら「化粧焼け」という言葉を1度は聞いたことがあるかもしれません。「油やけ」という風に呼ばれることもありますが、主にくすみが原因で肌色が低下している状態です。

肌の症状としては、はっきりとしたメカニズムはまだ解明されていないですが、元々化粧焼けと呼ばれていたモノの原因が、石油を精製した際の最後の油カスを化粧品に使用されていて、その油カスによる炎症等が原因でくすみがでるので「化粧焼け」を「油やけ」という風になったと言われていることが多い様です。

最近は石油の精製技術も高くなってきていたり、粗悪なモノを使わない化粧水の方が多くなってきているのに、化粧焼け(油やけ)が減少しないことから、化粧品に含まれている油が原因ではなく、別の原因だという議論も多くなってきています。

今回は、そんな化粧焼けの原因や解消法までを解説して、少しでも肌のくすみを軽減できるような内容にしていますので、肌のくすみや化粧焼けの様な症状が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

化粧焼けを起こす原因とは?

化粧焼けの原因が医学的・科学的に完全に解明されている訳ではないですが、化粧焼けを皮膚科学的に考察すると、基礎化粧のために炎症が起きた後の色素沈着症ということになる様です。

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いわさき

この際の炎症は接触性皮膚炎などの「かぶれ」という症状ほどひどくはないので、治療するにはいたらない状態の炎症を指しているみたいです!

最近の研究では、女性で日々お化粧をしている方の化粧焼け(くすみ)・くろずみ・シミは、基礎化粧のために起こった軽微で慢性的な接触皮膚炎が起こった後の、炎症性の色素沈着症ではないかという考察が多い様で、化粧焼け等の出来るメカニズムは以下の様なものだと考えられています。

化粧焼けの起きるメカニズム

化粧焼けの起きるメカニズムは、上記に記述した様な、軽微な慢性的炎症が起こっているところに、メーキャップを通過した紫外線が作用し、この緩やかな作用によって色素沈着が起きている可能性が高いとされています。

各化粧品メーカーは、パッチテストというものを行います。

パッチテストとは、アレルギーの原因物質を突き止めるための検査方法の1つですが、化粧焼けはごく軽微で超慢性的な炎症に、メイクを通して肌に到達する極めて弱い紫外線が作用して起こるので、短期間短時間のパッチテストでは問題がでないものだと考えられます。

これらのことから考えると、化粧焼けとは、基礎化粧品などを含む化粧を施すことによって、ごくごく軽微な慢性的な炎症が起こり、そこへごくごく軽微な紫外線を浴びせ続けることによって起こる色素沈着ということになりますね。

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いわさき

女性にとって化粧は身だしなみの大切なツールの1つですが、やはり化粧焼けの様なリスクは存在するのですね!

化粧焼けの症状とはどのような状態?

化粧焼けも日焼けも、紫外線による色素沈着によって起こるシミくすみなので、急速な火傷の様な症状の日焼けを除いた日焼けと同じような症状になります。

日焼けと化粧焼けのもっとも大きな違いは、シミやくすみが出来るスピードで、とても軽微な慢性的な炎症にとても軽微な紫外線によって起きるので、特にきっかけもなく、いつのまにか出来ていたり軽微なシミやくすみなどの症状の場合が、化粧焼けの症状といってもいいかもしれません。

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判断基準がないので難しいですが見分けるポイントとしては「いつのまにか」「軽微なシミやくすみ」になりそうです!

化粧焼けしやすい肌はどんな肌?

化粧焼けというものが科学的に解明されている訳ではないので、ハッキリとしたことはいえませんが、化粧焼けしやすい肌状態には以下の様なモノが考えられます。

紫外線の刺激に敏感な肌

肌が黒くなったりシミなどの原因は、メラニン色素の働きが大きく関係しています。

先天的なものや何かの原因が起因してしまうことも考えらえますが、紫外線の刺激に敏感になってしまい、メラニン色素の生成が活性している方は日焼けもしやすいですし、化粧焼けもしやすい肌の可能性が高くなります。

乾燥肌

乾燥肌は肌に水分が無い状態、いわゆる保湿されていない状態というのは皆さんご存じですが、乾燥肌の時は、肌の水分が失われている状態なので、肌の細胞と細胞の間に隙間が出来て、肌の密度が低い状態になっています。

この様な状態だと、紫外線が肌の深層まで辿り着いてしまう危険性が高いので、メラニン色素の生成が促進されて、化粧焼けの原因になってしまいます。

ターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質やシミがいつまでも表皮にとどまってしまいます。

この様な状態になっていると、いつまでたってもくすみやシミが解消せずに悪循環へと陥ってしまい、さらに化粧焼けしやすくなってしまうので、ターンオーバーを正常化することは化粧焼けの観点からも、とても大切なことです。

化粧焼けの予防方法

化粧焼けの予防方法として有効なモノは「乾燥肌解消」と「ターンオーバーの正常化」が1番効果的だと考えています。

乾燥肌解消

乾燥肌の原因としてあげられるものは、紫外線や洗顔のゴシゴシ洗いなどの外部刺激や、単純に水分が足りなかったり、加齢などがあげらます。

化粧焼けの観点からも乾燥肌を防ぐために普段から特に気をつけていただきたいことは以下の4つになります。

  • 水をしっかり飲む よく間違えやすいのですが、水分は水ではありません。清涼飲料水やペットボトルのお茶を飲んでもカラダの水分量はしっかりと維持できないので、1日1リットル程度の水は飲む様にしましょう。
  • 紫外線対策を行う 外部刺激の中でもっとも気をつけたいのが紫外線です。日傘や帽子、UVケアの生地を選んで紫外線から肌を護っていきましょう。
  • 入浴の質を高める 日本人は欧米人の比べると体温が低く、新陳代謝が低下しやすい状況にあるので毎日入浴することが大切ですが、42度以上のお湯は肌の乾燥を防ぐ保湿成分が流れる恐れがあるので、出来るだけ40度以下のお湯で長めに入る様に心がけましょう。
  • 冷房の見直し 冷房は空気を著しく乾燥させてしまい、空気が乾燥していると肌の乾燥を招いていします。公共機関や職場などは仕方がないですが、自宅の際は空調機器を見直したり、加湿器を炊いたりなどの工夫をしましょう。

ターンオーバー正常化

化粧焼けを予防するのに、肌の新陳代謝であるターンオーバーの正常化も大切なことです。

ターンオーバー正常化のために日常行って欲しいことは、以下の3つになります。

  • スキンケア 近年ではヒト由来の幹細胞培養上清液配合のスキンケアが主流になってきました。これらに含まれている成分はターンオーバーを正常化する働きが期待出来ます。
  • 栄養素補給 ターンオーバーの正常化を助ける「ビタミンB2・B6・C・A・E・鉄分」等の栄養素を日頃の食事でしっかりと摂取する。
  • 質のよい睡眠 深い眠りについた時に成長ホルモンの分泌が増加して、ターンオーバーが活性化するので、質の良い睡眠を心がける。
  • 適度な運動 健康や美容の土台は「栄養・休養・運動」と呼ばれるように、ターンオーバー正常化にも運動は必須条件です。激しい運動は活性酸素の発生を促してしまうため、ウォーキングやジョギングなど強度の低い運動を行っていきましょう。

化粧焼けをしてしまった時の対処方法

化粧焼けをしてしまったら、基本的にはスキンケアで対処していくしか方法がありません。

そんな時にまず最初に試してもらいたいのが「美肌水」です。

美肌水は自分でつくるので、コスパが良くて安心安全で、お肌にとっても良いことが多いです。

美肌水の2大効果は「保湿効果」と「美白効果」になるので、化粧焼け予防にも解消法にもうってつけの対処方法になります。

美肌水の詳しい内容やつくり方に関しては以下の記事で紹介していますので、ぜひこちらの記事を読んで、化粧焼けの対処には、まず美肌水を試してみてください。

>>簡単に作れてお肌にも嬉しい!完全無添加「美肌水」の作り方の記事はこちら<<

化粧焼けで赤黒かった鼻の色やソバカスが沈静した31歳女性の例

化粧焼けで、顔全体からみて鼻の色だけ違う色(色ムラ)になっているのが気になっていて、美肌水の原液を5倍に薄めたものを洗顔後や日中などこまめに顔にスプレーしていたところ、3週間ほどで鼻の色むらがなくなり、ソバカスも目立たなくなりました。今でもずっと美肌水を使い続けていますが、色むらやソバカスがなくなっただけでなく、キメの細かさやツヤも出てきた様に感じています。

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いわさき

この方は美肌水原液を5倍に薄めて使用していましたが、化粧水を顔に使う場合は刺激が強すぎる場合があるので、10倍以上薄めた状態から使用してくださいね!

化粧焼けが気になる方の化粧品選び

化粧焼けが気になる方には、化粧品でケアしていきたい方もいらっしゃるので、化粧焼けが気になる方の化粧品選びのポイントをご紹介していきます。

化粧焼けの原因は、化粧品による軽微な慢性炎症に軽微な紫外線が継続的に降り注ぐことによって起きてしまうので、化粧品選びのポイントは以下の3つになります。

肌に優しい化粧品を選ぶ

近年は粗悪な原料を使っている化粧品は少なくなってきた様ですが、化粧品という巨大市場にはまだまだたくさんの落とし穴があるようです。

多少高額でもしっかりとした原料で、肌に優しい化粧品をつかうことによって、化粧焼けの根本原因の肌の慢性炎症を起こさない様にしましょう。

「テレビCMをやっているから」「有名大手企業だから」という考えで選ぶと化粧焼けのリスクが高まってしまうので、しっかりと吟味して自分の肌にあった肌に優しい化粧品をつかっていきましょう。

紫外線対策のある化粧品を選ぶ

化粧焼けが起こる最後の仕上げが紫外線ですので、紫外線対策はしっかりと行う必要があります。

紫外線対策といえば「SPF」「PA」などが有名ですが、これらは紫外線吸収剤といって紫外線防止効果がとても高い反面、肌細胞活性化に支障をきたす可能性があり慢性炎症を起こしかねないので、化粧品として選ぶのであれば、肌に優しい紫外線散乱剤入りのUVケアコスメを選ぶのがおすすめです。

しっかりとしたUVケアをしたい方は、酸化チタンなどの肌内部に取り込まれない紫外線防止剤配合のモノもおすすめです。

UVケアに関して以前記事を書きましたのでよろしければ、肌との関係や紫外線対策などにお役立てください。

>>日焼け止めのSPFとPAの違いは?自分に合ったUVケアを探しましょう!<<

保湿性の高い化粧品を選ぶ

UVケアが施された化粧品を使っても、肌が乾燥しているとどうしても肌細胞の間に隙間が出来て肌の密度が低い状態になってしまい、紫外線が肌の深部まで到達して化粧焼けの原因になりかねません。

化粧品そのものに保湿成分が配合されていると、乾燥肌解消に近づき化粧焼けのリスクを減らせるのでおすすめです。

ヒト由来の幹細胞培養上清液配合の化粧品を選ぶ

いくら化粧品で対策を行っていても日常生活を送っていると、肌へのダメージは起こってしまいます。

化粧焼けのダメージもそうですが、そんな肌ダメージを修復してくれるのが肌のターンオーバーになり、それをサポートしてくれるのが「ヒト由来の幹細胞培養上清液」になります。

高濃度の高品質のヒト由来の幹細胞培養上清液配合化粧品には、目に見えて効果のあるモノもありますのでおすすめです。

化粧焼けにおすすめのイチ押しコスメ

肌トラブルを解消してくれる化粧品は色々あるのでどれをおすすめするか迷ってしまいますが、化粧焼けに特化したイチ押しコスメとしては「肌に優しい化粧品」「紫外線対策の化粧品」「保湿性の高い化粧品」「ヒト幹細胞培養上清液配合の化粧品」になり、オールインワンとなったホワイトコントロールというコスメがイチ押しです。

>>ホワイトコントロールが気になる方はこちらをクリック<<

ホワイトコントロールがイチ押しの理由…

  • 紫外線対策成分 肌内部へ取り込まれない紫外線防止剤「酸化チタン」配合なので、肌に優しく紫外線をしっかりガードしてくれます。
  • 保湿対策成分 保湿効果の高い「ホホバ油」「スクワラン」配合で、且つ天然保湿因子(NMF)の産生を促す「NMN」という成分も配合されているので、高い保湿効果が期待できます。
  • 肌細胞活性化成分 ヒト由来の間葉系幹細胞培養上清液を配合しているので、肌細胞活性化を促し、ターンオーバーの正常化が期待できます。
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私もホワイトコントロールはずっと使っていますが、紫外線の多い時期はもう手放せないですね!

化粧焼けのお悩みはプロにお任せ

肌の専門家といえば、やはり皮膚科の先生ですよね。

そんな皮膚科の先生の中でも特におすすめなのが「肌の悩みが消える美肌水」の著者で、美肌のスペシャリストともいえる、今井龍弥医師になります。

現在も愛知県名古屋市でクリニックを運営されているので、化粧焼けでお悩みの方はぜひ一度プロフェッショナルの専門家に相談してみてください。

>>クリニックイマイの詳細はこちら<<

まとめ

「肌のくすみの原因は化粧焼けかも!原因から解消法まで徹底解説」いかがだったでしょうか。

慢性的に少しずつ進行していく化粧焼け。日焼けも嫌ですが、最初は解りにくい症状の化粧焼けも嫌なモノですよね。

色んなコスメをつかって予防や改善を行っていくのもいいですが、私的には「美肌水」がイチ押しです。すごく低コストで驚きの効果が期待出来るので、化粧焼けでお悩みの方、ぜひ1度お試しください。

美肌水を活用して、ワンランク上の美肌ライフを満喫していきましょう。