完全無添加「美肌水」の作り方を動画で解説!

美肌水の作り方

美肌水は、美肌についてたくさんの書籍を書かれている、今井龍弥医師が考案した安全で安価な化粧水になります。

美肌水の書籍が出版されたのが1999年。今からおよそ20年前の話で、その間に化粧水も随分進化して、いまではヒト幹細胞培養上清液配合の化粧水が主流になってきました。

どの分野でもそうですが、テクノロジーとは本当に凄いモノですね。

そんなに急速な進化を続けている美容業界ですが、実は最近SNSなどで美肌水が話題になって、ふたたび脚光を浴び始めています。

今回はそんな美肌水の効果作り方などをしっかりと解りやすく解説していきますので、美肌水が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

美肌水とは

美肌水とは、今井龍弥医師が考案した、完全無添加の手作り化粧水です。

美肌水が出来た経緯は、今井医師が京都大学医学部の皮膚科、冨士森医師の下で修練中に、皮膚の水分保有力に有効な尿素親水軟膏の作り方を学んだ際に、界面活性剤である乳化剤を取り除いた方が増悪因子なく、肌に良いモノが出来るのではないかという発想から生まれたと言われています。

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いわさき

美肌水は、尿素を水道水に溶かしてグリセリンを加えただけのもので、正式には「尿素グリセリン水溶液」といいますが、通称美肌水と呼ばれています!

美肌水のすごい効果

美肌水のすごい効果は、保湿美白効果が抜群だというところです。

美肌水の保湿効果

美肌水最大の効果とも言われる保湿効果は、皮膚の1番外側のいわゆる表皮と呼ばれる角層(角質層)の保湿成分を高めることです。

美肌水に含まれている尿素は、角質層を形成している「ケラチン」というタンパク質に作用して、このケラチンを変性させて角質層の保湿性を高めてくれます。

また、美肌水のもう1つの成分である、グリセリンも吸水性に優れている上に、液体が気体になりにくい物質(吸湿難揮発性物質)になるので、さらなる保湿効果が期待でき、美肌水を塗って角質層の保湿性が高まると、皮膚の乾燥によって起こったガサガサなどは一晩で良くなると言われるほどのものです。

角質層の保湿性が高まると肌がしっとりするだけではなく、皮膚のバリア機能も高まり、外部からの有害な刺激が肌の内部に伝わりにくくなるため、アトピー肌の人も肌が荒れにくくなることもあるようです。

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尿素もグリセリンも元々体内に存在するものなので、副作用の心配もなく安心して肌に塗ることができるものです!

並外れた美白作用

美肌水を考案した今井医師は、長い間尿素の研究をしている中で尿素の美白作用については認識していなかったみたいですが、美肌水を使用した方の体験談でたくさんの美白効果が寄せられた様です。

美白効果としてもっとも多かったのが「シミが消えた」という体験談で、化粧かぶれの様な炎症性色素沈着による美白とはあきらかに違う美白効果が認められているそうです。

このような尿素やグリセリンの美白作用のしくみはきちんと解明されていませんが、メラニン色素などの肌の変色の元になる色素が体内で合成される経路のどこかに尿素が阻害的に作用し、美白効果を及ぼしているのではないかと考えられています。

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美肌水のすべての使用例に美白効果が認められていることは断言出来ないみたいなので、保湿効果+αの副産物として期待しておきましょう!

その他美肌水で期待できる効果

今井龍弥医師の書籍中に書かれている、保湿や美白効果以外の効果をピックアップしてご紹介しておきます。肌について悩まれている方でフィットするモノがあればぜひ参考にしてみてください。

美肌水でアトピー性皮膚炎が改善

美肌水はアトピーの他、色んな皮膚病に著効を奏するものですが、けっして万能薬ではないと今井医師は説明しています。

ただ、絶対的なモノではないですが、美肌水を活用してアトピー性皮膚炎改善する可能性は十分にあるという見解が記してあり、お風呂上りに乾いたタオルで水気を優しく拭き取ったあと、皮膚が乾燥しないうちに5~10倍に薄めた美肌水を塗って、刺激を感じない様なら原液を塗る。(※1)ただし、顔は皮膚が薄いので少なくとも10倍くらいに薄めた美肌水を塗る。

アトピーの症状をお持ちの方で、この時肌に刺激を感じない様な状態であれば、朝起きた時・お風呂上り(出来れば日中にあと2~3回)に同様に塗っていけば、3日程度で多くのアトピー性皮膚炎の患者さんの改善がみられた様です。

アトピー性皮膚炎の改善がみられた方がその後美肌水を使い続けると、大体1カ月程度でかなりの改善効果がみられるとも記述されていました。

ミョウバン茶がらなどを併用すると、さらなる効果も期待できる様ですので、興味のある方はぜひ今井龍弥医師著の「肌の悩みが消える美肌水」(マキノ出版)を読んでみてください。

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「肌の悩みが消える美肌水」は、アトピー性皮膚炎改善に対する美肌水等の活用法が詳しく書かれているのでおすすめです!

※1 美肌水の原液は「美肌水のつくり方」で紹介しています。

美肌水はシミを消す大きな効果が期待できる

シミの中には黒色ガン前駆症というモノがあり、この場合は美肌水の使用よりも医者にかかることが大切になり、美肌水で大きな効果が期待できるのは老人性色素斑の中の以下の様なシミになります。

  • 小班型 ソバカス様に様に小さなまだらの点が多数顔に発生するモノ。ソバカスは先天的なモノですが、この小さなシミは後天的に出来るシミです。
  • 大斑型 小班型のシミよりも大きく、最大で親指の先くらいのシミが顔に少数発生します。
  • 白斑黒皮症型 手の甲から二の腕の外側に白斑や色素半が混在するモノで、太陽光線などに含まれる紫外線の影響か大きいとされています。

これらのシミは、紫外線等の影響により色素沈着が起きたモノで、この様なモノの場合は、美肌水を40%以上薄めたモノから原液の濃度をシミにピンポイントに塗っていくと、完全にシミが消えていくことが多い様です。

上記の美白効果のところでもありましたが、美肌水でシミが消えるメカニズムは解明されていませんが、実際にシミが無くなったという症例が多数ある様なので、ぜひ行ってみたいところですね。

美肌水のつくり方

美肌水は、水道水に尿素とグリセリンを混ぜただけのもので、とても簡単です。

準備するモノ

  • 尿素(肥料用・工業用・医療用などありますが、成分はほぼ同じなのでどれでもOK )
  • グリセリン(薬局で市販されているモノ)
  • 家庭用はかり
  • 計量カップ
  • 計量スプーン(5ccのモノ)
  • 容器

美肌水原液のつくり方

  1. はじめに尿素50g、水200ml、グリセリン小さじ1杯を準備します。
  2. 容器の蓋を取り、尿素を入れます。
  3. 容器に水をいれます。
  4. 容器に蓋をして、尿素が溶けて透明になるまでよく振って混ぜます。(およそ1分間)
  5. 尿素が溶けたらグリセリンを加えて、もう一度よく振ります。これで美肌水の原液の出来上がりです。

美肌水原液のつくり方は以下の動画で解りやすく紹介しますので、楽しみにお待ちください。

美肌水のつかい方

美肌水原液の尿素の濃度は20%ですが、美肌水を使用する時は原則として10倍程度を目安に薄めて使うようにしてください。

準備するモノ

  • 美肌水原液
  • 水道水
  • スプレーボトル(めもりがついていると便利)

美肌水のつくり方

  1. スプレーボトルに適量の美肌水原液をいれます。
  2. 10倍以上に薄まる様に水道水を注いでいき、しっかりと混ざる様に軽く振れば出来上がりです。
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希釈濃度に関しての目安は、顔用10倍、ボディ用5倍で、踵など皮膚の硬い箇所は原液のままで使用できます!

肌のお手入れ方法

これまでと同様に洗顔等で顔のお手入れをして、吸水性の高いタオルで顔を軽く抑えながら、しっかりと水気を拭き取った状態でお手入れしていきます。

顔の水気がしっかりと取れたら、顔から少し離した状態から顔全体が締める様に吹きかけていきます。

美肌水原液の希釈方法や使い方も先動画で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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美肌水をつくる時に水と書いてありますが、蒸留水やミネラルウォーターでも大丈夫です!私は1番安全な水だと期待しているクリスタルガイザーで美肌水をつくっています!

保存方法と消費期限

美肌水原液の保存は冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫保存の場合の消費期限に関しては約半年間になります。

希釈した美肌水は常温保存で大丈夫ですが、出来る限り2週間以内の使用を心がける様にしてみてください。

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万が一消費期限を過ぎてしまった場合は、花や観葉植物の水やりの際に振りかけてあげると、植物が元気になってくれるので無駄なく使えます!

美肌水はこんな方におすすめ

美肌水は肌のトラブル全般に効果があるとされていますが、どんな方におすすめなのかをご紹介していきます。

幅広くおすすめ出来るので、実際の肌トラブルの体験談をピックアップしていきます。

美肌水はこんな肌のトラブルに効果的

  • シミ 頬の6年来のシミが美肌水を塗ったら2週間で薄くなった。
  • ニキビ 赤く腫れたニキビが、美肌水を使いだしたらほどんどでなくなった。
  • 乾燥肌 美肌水を塗ったら3日で顔がしっとりして、洗顔時の感触がツルツルになった。
  • 脂性肌 異常なほど顔が脂っぽくテカテカしていたが、美肌水で顔の脂浮きが解消した。
  • 主婦湿疹 眠れないほどの手の痒みが、美肌水を使うことで3日でひいて、再び結婚指輪をはめることが出来るようになった。
  • 手足のガサガサ 水道水でもあれてしまう肌が美肌水でツルツルになって仰天した。
  • 尋常性乾癖 蛎殻のようになった尋常性乾癖が美肌水を使うことによって1カ月で改善した。
  • 敏感肌 シャンプーが顔についても赤く腫れかゆくなる敏感肌が美肌水で改善した。
  • 肌の赤み 日光過敏が招いた顔の赤み、痒みが美肌水を塗って10分で軽快になった。
  • ソバカス ソバカスや先天性の扁平母斑美肌水で薄くなってきたような気がする。
  • 唇と顔の湿疹 顔全体にふぃろがり盛り上がった湿疹が治り3年ぶりに化粧が出来るようになった。
  • アトピー性皮膚炎 娘のアトピーが1カ月で改善し、はじめてキレイな肌をみて大感激。
  • サメ肌 肌がザラザラになるサメ肌や毛孔性苔癖にも美肌水が奏功している。
  • 老人性乾皮症 老人性乾皮症には美肌水とミョウバンの併用が有効の様な気がする。
  • 硬い髪 ゴワゴワの硬い髪が一晩でサラサラになって、手櫛もスッと通るようになった。
  • フケ 美肌水を使ったらフケがピタリと止まり、顔のイボやシミも消えた。
  • 化粧品アレルギー 化粧品アレルギーの私でも美肌水は安心して使え肌がしっとりする様になった。
  • 粉拭き 白い粉を拭く程ひどかった肌荒れが美肌水を使うことによって今はしっとりしている。
  • 化粧のり 美肌水を使ったら肌がしっとりして化粧のりが以前よりもグッと良くなった。
  • 化粧やけ 赤黒かった花の色が美肌水を塗っていたら薄くなってソバカスも沈静化してきた。
  •  1カ月間も腫れ続けて薬も聞かなかった痔が1週間で治って再発もしなかった。
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美肌水は色んな症状の方に効果的なので、上記以外の効果も期待出来そうですね!希釈濃度さえ間違えなければ副作用は一切ない様なので、気になる肌の悩みがあればぜひ試してみてください!

化粧水としての効果を高める美肌水の使い方のポイント

市販でも尿素が配合された化粧水やクリームなどがありますが、このようなスキンケア商品に含まれる尿素の濃度は3%までと法律で決められています。

ですので、美肌水のつくり方のところでも紹介した様に、化粧水原液を希釈する際は、10倍以上に薄める様に記述しました。

万が一この希釈でも、肌に刺激を感じる様なことがあれば、肌が刺激を感じることがなくなるまで薄める様にしてください。

余りにも肌が弱かったり敏感な方の場合は100倍まで薄めて徐々に慣らしていくことがおすすめです。

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人それぞれ肌質は異なるので、自分にあった濃度を見つけることが、美肌水をつかう際の最大のポイントといえますね!

美肌水をつかう時のおすすめのタイミングは、なんといっても入浴後になります。

入浴後は角質層が水分を含んでふやけた状態になっているので、このタイミングで美肌水を塗布すると、美肌水が効果的に皮膚表面の細胞層に染みこんでいきます。

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他のスキンケアと同様に清潔で浸透力の高い、お風呂上りのタイミングがやっぱりおすすめですね!

美肌水の危険性

上記の美肌水のつかい方のポイントのところでも紹介しましたが、美肌水の濃度は肌への刺激が強すぎて危険性となる可能性もあるので、最後に補足的に美肌水の危険性の解説もしておきたいと思います。

尿素グリセリンはどちらも体内や血液中に存在する物質なので、基本的には副作用の心配などは一切なく安全だといわれているので、美肌水も基本的には副作用などの心配はないといわれています。

ただ、美肌水のつかい方のところでも紹介した様に、顔の薄い箇所など皮膚の薄い箇所に濃度の濃い美肌水をつかってしまうと、刺激などで肌が負ける可能性があるので、顔などの皮膚が薄い部分や肌が弱そうな箇所に関しては、しっかりと薄めに希釈して様子をみながらつかう様にしてみてください。

まとめ

「肌の悩みが消える?美肌水の作り方!」いかがだったでしょうか。

ひと昔前に流行った美肌水ですが最近SNSを中心に再ブームが到来しつつあります。どのジャンルでもそうですが、実際に効果のあるモノや良いモノは再ブームがくる傾向がありますね。

私の母も数年前から日光過敏症による肌の赤みに悩まされて、紫外線が強くなる夏場を中心に陽射しの下にいられない様な状態でしたが、美肌水を使うようになってからは、随分と日光過敏症が改善したと喜んでいました。

安価で安全で簡単につくれるものなので、肌についてのお悩みがある方はぜひ1度美肌水を試してみてくださいね。


参考文献:今井龍弥著 「肌の悩みが消える美肌水」