石鹸が泡立たない理由と簡単にできる復活方法をご紹介!

毎日、顔や身体、髪を洗う石鹸ですが、皆さんしっかり泡立てて使うことが出来ていますか?

泡立っていない状態でそのまま洗ったり、泡がすぐつぶれてしまったり、そもそも泡立てていなかったり・・・

私も疲れている日はしっかりと泡立てないまま洗ってしまうこともあります。

実は汚れを落とすためには「泡立てること」はとても重要で、石鹸を肌に擦り付けて洗えば汚れが取れるのではなく泡で汚れを落としています。

ということで、今回は「石鹸がなぜか泡立たない!」というお悩みをお持ちの方のために

具体的に石鹸が泡立たない理由について解説していき、泡立ちが悪くなった石鹸の復活方法などもご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

石鹸が泡立たない理由って?

先ほども書きましたが石鹸を「泡立てること」はとても重要です。

泡立っていない = 洗浄力がほぼない

ということをしっかりと覚えていて下さい。

ではなぜ石鹸の泡立ちが悪くなってしまうのでしょうか? まずはその辺りを探っていきましょう。

汚れによって泡立たない

泡立ちが悪くなる原因としてまず考えられるのは汚れです。

何故汚れがあると泡立ちが悪くなるか?」というと、汚れが残っていると泡立ちに必要な石鹸の成分と水分が混ざりにくくなってしまうからです。

泡は界面活性剤という成分が球状に沢山並んだもので、この成分が皮脂などにくっついた汚れを取り囲んで水と一緒に流れやすい状態にしてくれます。

しかし、沢山汚れがあると界面活性剤が取り囲むことになるので、泡になる界面活性剤がなくなってしまい、私が石鹸が泡立たないと悩んでいたときはこの汚れが原因でした。

汚れの種類も様々ですが、そもそも石鹸自体が汚れていたり、泡立てるための洗面器やネットが汚れていると泡立ちがすごく悪くなります。

洗面器は綺麗にしているつもりでも知らないうちに水垢などが蓄積されてしまうのでいつも清潔にしておくように心掛けましょう♪

また、体調不良などで何日か振りにお風呂に入る時も泡立ちが悪くなるのは、皮脂の汚れがいつもより多くあるためで、特に夏場は気温が上がり皮脂がいつもより多く分泌され、塵やホコリなどが髪やお肌にくっつきやすくなり泡立ちの悪さに繋がります。

日焼け止めやスタイリング剤をつけていて泡立たない

私も何度も経験がありますが、日焼け止めスタイリング剤などをつけているときはなかなか泡立たちません。

日焼け止めやスタイリング剤は油分を含んでいて、水と油分は互いになじみにくいため、先ほどの汚れが原因の時と同じように泡立ちが悪くなってしまいます。

石鹸を使うことでこの水と油分を乳化できるのですが、洗っている際中に泡が途中で消えてしまったり、泡立たないという時は日焼け止めが、まだお肌に残っている証拠です。

きめ細かい泡であればあるほど日焼け止めやスタイリング剤の成分をしっかりと乳化してくれます。

手で泡立てる時に泡立たない

わざわざネットを使うのがめんどうくさくて手で泡立てることもありますよね。

実はネットを必ず使わないというわけでもなく手で泡立てるほうが良いという意見もあります。

ネットを使わなくてもモコモコの泡をてることはできますが、手に汚れや油分がある場合は泡立ちが悪くなります。

最初に水でさっと洗い流し、手を綺麗にしてから石鹸を泡立てることが大切です。

水の種類(軟水・硬水)によって泡立たない

日本のシャンプーを海外で使用すると泡立たないという問題はよくあり、その原因は水の種類の違いによります。

実は水の種類によって泡立ちが変わってきます。

ヨーロッパの水は硬水で、日本の水は軟水に分類されます。

温泉や地域によって硬度が高い場合がありますが一般的に日本の水は硬度の低い軟水です。

軟水は石鹸にとってはよく泡立ちやすく良い水ですが、ヨーロッパに行くと急に石鹸の泡立ちが悪いと感じるのは水が軟水から硬水になったことが原因です。

硬水とは、ミネラル(カルシウムとマグネシウム)が多く含まれる硬度が高い水のことで、これはもともと水の中に含まれているカルシウムイオンやマグネシウムイオンが石けんと反応して、水に溶けない金属石鹸を作ります。

石鹸カスは水に溶けず泡立たないので硬度が高い硬水は泡立ちにくくなります。

以前こちらの記事で美容に関する「軟水」と「硬水」の硬度の実験をしたので、身近な水はどんな特徴がある水か気になる方は一度見てみてください。

>>美容効果の高いのは軟水・硬水?日本人なら軟水+海の塩の飲み方がおすすめ<<

固形石鹸が泡立たない

固形石鹸の場合は、使い終わりかけのチビ石鹸になると泡立てる時の摩擦する面積がちいさくなるので自然と泡立ちが減ります。

また、保管の方法が間違っていると泡立ちが悪くなります。

石鹸が濡れるような場所で保管していると石鹸の中に含まれる泡立ちやすい成分は水に溶けやすいので先に溶けだしてしまう可能性があります。

溶けだしてしまった後はカチカチに硬くなり溶けにくいので泡立ちが悪くなります。

あとは、水の量に対して石鹸が少なすぎると泡立ちませんし、髪の長さや体の大きさに対して少なすぎることも泡立たない原因となります。

また、沢山の量の石鹸を使ったとしても石鹸がしっかり溶けていないと泡立たないままです。

もったいない、環境のため、と使用する石鹸の量を減らしても泡立たず汚れが落ちていないと意味がないので適量な量でしっかり泡立て汚れを落としましょう。

そもそも石鹸って泡立てないといけないの?

泡立たない原因をお話してきましたが、何故泡立てることが大切なのでしょうか?

結論から述べると石鹸は泡立てたほうが良いのですが、その理由は大きく3つに分けることができます。

お肌への負担を減らす

一つは泡がクッションとなりお肌への摩擦を防ぐことです。

自分では優しく洗っているつもりでも、繊細なお肌は簡単に傷を作ってしまい、その傷が紫外線を浴びることでシミや肌荒れの原因になるのです。

泡で汚れを包み込んで落とす

二つ目は先ほども記述しましたが泡が汚れや油分を包み込み洗い流してくれます。

だからと言ってCMのようなモコモコの泡を作る必要はありません。

泡は汚れを落としてくれますが同時にお肌に必要な潤いも一緒に落としてしまうので、手とお肌の間に少しのクッションが出来る片手で収まる程度の泡が作ることが出来れば大丈夫です。

ちょうどよい濃さの泡にする

たまに石鹸を直接お肌に擦り付けて洗う方やシャンプーを液体のまま頭皮に乗せる方がいますが、そうしてしまうと石鹸の濃度が高いままで刺激が強くなり肌への負担が大きくなります。

石鹸は必ず水と空気を含ませて泡立てます。そうすることで適正な濃度になるのです。

本来石鹸は使用した分と同じくらいの水分を含ませて適正な濃度の泡を作らないといけないのですが、ネットを使うと少しの水分で泡立ち濃度が高いままでお肌に対して負担が大きくなるので手で泡立てるほうが良いという方法もあります。

こちらの記事では、泡立て器と言う道具と洗顔ネットでどんな泡が作れるか実験しましたのでよろしければご覧ください。

>>【洗顔泡立て器VS洗顔ネット】どちらがいい泡作れるか洗顔料の泡立て方検証!<<

泡立たない時の効果

泡立てる事の大切さをお話してきましたが、最近では泡立たないシャンプーなども販売していたり、クレンジングなどは泡立たなくてもしっかりとメイクや汚れを落としてくれますよね。

泡立たない時、泡立たない石鹸は効果がないのでしょうか?

そもそも泡は気泡です。

液体によって気体が閉じ込められた状態になります。

水をいくらバシャバシャと泡立たせてもすぐに消えてしまうように、石鹸は一般的に界面活性剤の泡の気泡と水分をなじませることですぐに消えない泡を安定させることが出来ます。

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マエダ

泡立てなくても汚れをある程度落とすことはできますが、やはり泡のクッションがないとお肌に直接刺激を与えるので石鹸は泡立てたほうが良いでしょう!

泡立たない石鹸の復活方法

石鹸は水に溶けやすく泡立ちの良い成分ラウリン酸ナトリウムなど)と、水に溶けにくく泡立ちにくい成分ステアリン酸ナトリウムなど)からできています。

石鹸が小さくなってくると泡立ちの悪さを感じるようになりますが、その原因は水に溶けやすい成分が先に溶けだしてしまっているためです。

まだ石鹸が小さくないのにも関わらず泡立ちが悪くなる時は、水道水などに含まれているわずかなカルシウムイオンが石鹸の表面に付着し水に溶けにくい成分に変化してしまっている可能性があります。

そんな時は、以下の様な方法を試してみてください。

電子レンジでチンする

小さくなった石鹸を紙コップなどに入れて耐熱皿に置き500Wで約40秒加熱すると電子レンジのマイクロ波が石鹸の中の分子を激しく振動させ、その摩擦熱で石鹸が膨らむ理屈で石鹸がモコモコと膨張し数倍の大きさに膨らみます。

石鹸がモコモコしてきたら電子レンジを止めるようにしましょう♪

小さくなった石鹸を数個同時に加熱すると膨張してひとつにまとめて使うことも出来ます。

湯銭でじっくり柔らかくする

電子レンジは簡単に復活させることが出来ますがタイミングを間違うと電子レンジの中がモコモコ泡で大変なことになってしまいます。

細かく刻んだ石鹸をビニール袋などにいれて石鹸の5分の1の量の40度前後のお湯を注ぎ、柔らかくなった石鹸をモミモミして一つにまとめましょう。

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不安な方は湯銭でカチカチになった石鹸をじっくり柔らかくしていきましょう!

道具を使ってこする

ナイロンタオルやネットなどを使用し表面の泡立ちにくくなった堅い部分をこすると石鹸が回復することが期待できます。

石鹸が堅くなり泡立ちが悪くなると石鹸に洗う成分がなくなったのかなと不安になりますが少し工夫するだけでまだまだ活躍してくれますね。

新しい石鹸とくっつける

方法はシンプルで新しい石鹸と古く小さくなった石鹸を一緒に容器やネットに入れしばらくぬるま湯に着けておきます。

少し柔らくなってきたら石鹸同士を押し込むようにしてくっつけましょう。

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マエダ

私が一番する方法がこの方法になるので、ぜひ試してみてくださいね!

上手な石鹸の使い方

「石鹸が泡立たないなぁ」と感じる前に、正しい使い方と保存方法を覚えておくと上手に石鹸を使えるようになります。

石鹸の良さを活かして使っていきたい場合は以下の手順で使ってみてください。

  1. 手をしっかり綺麗に水で洗いましょう。
  2. 洗面器などに少量の水を入れて泡を作ります。(石鹸にちょうどよい温度は20度~40度使用する水の温度が低すぎると石鹸が溶けず泡立ちにくくなります。)
  3. 泡で洗う箇所を包み込むように洗います。
  4. 摩擦で肌を傷めないように優しくすすぎます。
  5. タオルで水滴を拭くときはこすらずそっと押すように拭きましょう。

こちらに参考として洗顔を行なった動画を掲載しておきますので、泡立て方から洗顔の流れまでをご覧ください。

石鹸の保存方法

石鹸を保存する場合は、以下のことに気をつけていきましょう。

  • 濡れやすい場所には放置しないようにしましょう。
  • 石鹸を使用した後はしっかりと水気を拭きましょう。
  • 石鹸を使用した後、汚れがついている可能性があるので一度洗い流しましょう。

まとめ

石鹸が泡立たない原因や石鹸の復活方法など盛りだくさんでお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

泡立たない理由も様々でしたね。今泡立たなくて困っている方は是非今回の記事を参考に石鹸がまた泡立つようになるか試してみてください。

少しの工夫で使えなくなっていた石鹸がまた使えるとなんだか嬉しくなってくると思います。

毎日使う石鹸だからこそお肌に負担がかからないようにしっかり正しい使い方を心掛けてケアしていきましょうね ♪