ハリ肌に欠かせないエラスチンについて簡単解説
ヒト幹細胞美容液などの美容コスメで、たびたび耳にする “エラスチン”。
お肌のハリに良さそうっていう感覚はあるけど、いったいどんな成分でどんな働きがあるのか、そこまではなかなかわからないですよね。
イメージだけ掴んでもらえば十分だと思うので、出来るだけ簡単にまとめてみました。
お肌のハリをだしたい方へのおすすめコスメや食べ物などもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
エラスチンとは
お肌の深層部分を形成する物質の代表的なものは…
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
になります。これらのイメージとして、コラーゲンはなんかプルプルしてる感じで、ヒアルロン酸はみずみずしいイメージがありますよね。
でもエラスチンは…
成分や働きだけでなくイメージも湧きにくいエラスチン。
そんなマイナーな存在なエラスチンですが、実はコラーゲンやヒアルロン酸と共にお肌のハリに欠かせない物質なんです。
下の図をご覧ください。
お肌の深層はこのような構造になっていて、真皮はコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどで構成されています。
コラーゲンは・・・
伸縮性は少ないですが、引っ張りなどに強い強度をもっている。
エラスチンは・・・
伸縮性があって、引っ張りを戻すと、「元に戻る!」
という性質があります。
簡単にいうと、コラーゲンは強さ、エラスチンは弾力が特徴だといえます。
美容業界で真皮層の構造を説明する時に、よくつかわれる表現が真皮層を建物に見立てて、
- コラーゲンが鉄骨
- エラスチンがネジ(ジョイントのイメージ)
- ヒアルロン酸がセメント
という表現をします。
ジョイントの役割を果たすエラスチンが不足すると鉄骨(コラーゲン)が組めなくて、セメント(ヒアルロン酸)も塗れないので、お肌が崩れてハリが低下する。そんなイメージになります。
エラスチンの効果
「エラスチンとは」のところでもご紹介しましたが、エラスチンの効果は主にコラーゲン同士を結び付けるジョイント的な役割を果たします。
エラスチンというジョイントのおかげで、肌のハリをつくったり、弾力線維という性質からお肌の弾力をだしてくれます。
これらの効果から、お肌のしわやたるみの予防に効果を発揮してくれます。
加齢と共に減少するエラスチン
カラダを構成する色んな細胞や物質に共通することですが、エラスチンも加齢と共に減少していきます。
エラスチンの量は5歳から80歳までで、およそ40%ほど減少するとされていて、エラスチンが減少すると細胞組織は伸縮性を失って弾力のない肌へとかわっていってしまいます。
エラスチンが豊富なハリ肌の作り方
エラスチンは夜寝ている間に生成されるものなので、エラスチン生成を促すには夕方から夜にかけてアプローチすることがおすすめです。
アプローチ方法としては、食べ物からエラスチンを摂取する方法と、美容液の効果でエラスチン生成を促す方法があります。
食べ物からエラスチンを摂取する方法
食品素材のなかで、エラスチンを豊富に含んでいる食材は…
- 牛すじ肉
- 鶏の手羽先
- 軟骨
- 魚の煮凝り
などがあります。これらの食材を夕食を中心に意識的に食べるのがいいですね。
なかなか食事で摂取するのが難しい場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。
エラスチンのサプリメントランキングで常に上位にある、オーガランドのエラスチンはコスパもいいですし、おススメです。
エラスチンはこんな方におススメ
エラスチンのサプリを摂取したり、生成を活性化する美容液を試そうとお考えの方は、以下の様な症状がある方に特におススメです。
- ほうれい線が気になる方
- 毛穴が気になる方
- 目の下のクマが気になる方
- ほっぺたのたるみが気になる方
あてはまるモノがあれば1度エラスチンを試してみるのもいいかもしれませんね!
まとめ
エラスチンはなかなか馴染みが薄い成分なので、出来るだけ簡単に解りやすくご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
お肌のたるみを予防してハリをだすためには色んなことが必要になってきますが、エラスチンの弾力は必要不可欠なものです。
お肌のたるみが気になっている方や、もっとお肌のハリをだしたい方は、ぜひエラスチンにも着目して活性化に取り組んでみてくださいね。