幹細胞を活性化する6つの方法をご紹介

最近メディアでも注目されるようになってきましたが、幹細胞という言葉をご存じでしょうか。

幹細胞とは細胞を元通りにしたり、様々な細胞をうみだす能力をもった特殊な細胞で、私たちのカラダの中にも存在し、組織を保ったり、失われた細胞を補修するために働いています。

この幹細胞がシワやたるみなどエイジングケアに効果があるということで活用されているのが医療や美容といった分野になります。

幹細胞を活性化する6つの方法

お肌のシワやたるみをなどのエイジングケアに、再生というキーワードが注目されています。

高度な技術や品質で凄く効果が高いモノもたくさん登場していますが、私たちのカラダの中にも幹細胞があり、それを活性化することが大きな土台となります。

どんなにカラダに良いものを摂取していても、不健康なことばかりしているとあまり意味がないのと同じで土台となる日々の健康づくりをして、元々もっている幹細胞を活性化することもすごく大切なことになってくるのです。

今回は元々カラダの中にある幹細胞を活性化する6つの方法をご紹介しますので、再生という新しい分野を試していただく際は、ぜひ以下の方法を行いながら試してみてください。

良質な睡眠をとる

ヒトのカラダは睡眠不足に陥ってしまうと、細胞の代謝が低下したり、内分泌の機能低下が表れてしまい、これが継続的に続くと細胞の機能低下が著しくなり、幹細胞の劣化が促進されます。

逆に良質な睡眠をしっかりととることが出来れば、自律神経の働きが正常化しカラダの免疫力や再生力が活発に働いてくれるようになります。

良質な睡眠をとるためには以下の3つを心がけてみてください。

  • カフェインは就寝9時間前までにする 覚醒作用のあるカフェインの体内での作用は約9時間で作用している間は睡眠の妨げになる。
  • 眠る前1~2時間はスマホやPCを避ける ブルーライトがメラトニンの分泌を抑え深い眠りの妨げになる。
  • 起床してすぐ朝日をあびる すぐに朝日を浴びることでメラトニンの分泌がとまり就寝時のメラトニン分泌のリズムが生まれる。
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いわさき

良質な睡眠はリラックスできる環境づくりも大切です!

適度な運動を心がける

カラダや筋肉は動かしておかないとどんどん固くなっていってしまいます。固くなって弾力がなくなってくると血行の滞った不健康なカラダをつくりあげてしまいます。

こうなると幹細胞にもしっかり栄養が行き届かなくなってしまい、カラダの再生や細胞分裂も滞り悪循環にと転換していきます。無理な運動はカラダを逆に壊してしまいかねないので、まずはウォーキングなど強度の低い運動を行っていきましょう。

ウォーキングをする際は以下の3つを心がけてみてください。

  • 1日30分程度のウォーキング カラダへの効果を考えると30分で十分ですし継続性につながる。
  • 足首の力を抜いて歩く 爪先で蹴る歩き方だと膝や腰の負担になり疲れたり逆に血流不全につながる。
  • 朝起きして歩く メラトニン分泌のリズムを生んだりビタミンDの生成につながる。
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いわさき

継続が大切なので最初は10分位からでも十分です!

良質なあぶらを摂取する

幹細胞にダメージを与えたり、老化現象を促進するものの大きな原因の1つに「活性酸素」があります。

若い頃や健康的な日常生活をおくっているとそこまで悪さはしませんが、カラダの免疫力が衰えてくると活性酸素が慢性炎症を起こし、幹細胞に大きなダメージン起こし始めます。

この慢性炎症を抑えるのに、青魚やアマニ油やエゴマ油に多く含まれるオメガ3と呼ばれるあぶらが効果的で、活性酸素に対しても強い抗酸化力をもったナッツ類が効果的です。

良質なあぶらを摂取する際は以下の3つを心がけてみてください。

  • 1日2gのオメガ3摂取が目標 青魚でいくと切り身1切れを目標に。魚の代用はアマニ油やエゴマ油をかけたサラダで。
  • 青魚の場合は出来るだけ小さい魚 海洋は毒物も多く大きい魚ほど毒物の含有が多いために小さい青魚がおすすめ。
  • ナッツ類は1日30gが目標 ナッツ類を食べる場合は悪いあぶらで揚げてあるモノが多いのでローストされたモノを選ぶ。
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なかなか摂取が難しい場合は鞄にナッツをしのばせて小腹が空いたら食べることからはじめてみてくださいね!

良い呼吸をする

良い呼吸が大切な大きな理由として「自律神経を調える」と「脳を活性化する」があります。

健康に必要な脳と自律神経を調整できる呼吸をすることで、ホルモンの分泌、血流、代謝など細胞の活性化につながる機能が安定してきます。

良い呼吸をする際は以下の3つを心がけてみてください。

  • 呼吸と自律神経を意識 吐く時は副交感神経(リラックス)吸うときは交感神経(アクティブ)ということを頭にいれておく。
  • 鼻から吸って口から吐く たくさんの空気を循環させるには、鼻から大きく吸って口から大きく吐くのがポイント。
  • 吐く息をしっかり意識 自律神経のバランスは副交感神経が少し有意な状態。吐く息をしっかりして深い呼吸を心がける。
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いわさき

呼吸法というと難しく感じるのでまずはしっかりと息を吐くことから!

しっかりと咀嚼(そしゃく)する

ヒトが生きていく上で絶対に必要で、且つ意識的におこなうことが出来ることは「呼吸」と「咀嚼」ですが、呼吸法はたくさんあるのに咀嚼法というのは聞いたことありません。

注目度は低いですが咀嚼はすごく大切なことで、咀嚼が少ないヒトは胃に負担をかけ、そのことで腸に負担をかけてしまいます。

腸に負担をかけると腸内環境が悪化して慢性炎症を起こし細胞にダメージを与えてしまいます。

咀嚼する際は以下の2つを心がけてみてください。

  • 1口最低50回は噛む 理想は100回の咀嚼ですがまずは最低50回は噛むようにする。
  • 食べ物と唾液を口の中で混ぜる 唾液の中にはアミラーゼなどの消化酵素が含まれているので、この消化酵素と食べ物を混ぜて事前消化させます。
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咀嚼する習慣をつけてから噛まずに食べることをするどれだけ胃腸に負担をかけているかが実感できます!

代謝をあげる

代謝をあげるにはいくつかの方法がありますが、効果的で簡単で継続性の高い1番のおすすめは「入浴」です。

最近は低体温の方が増えてきましたが、1つの原因として湯船に浸からずシャワーだけですませる人が増えてきています。

低体温になると代謝は滞り新陳代謝が停滞して幹細胞も働きが悪くなってしまいます。

体温をあげてカラダの新陳代謝を活発にするおすすめの入浴法は以下の2つになります。

  • 温めのお湯に長めに浸かる 入浴する時の温度を尋ねると熱いお風呂に浸かるという方が多くいらっしゃいます。いっけんカラダは温まりそうですが、表面だけ温まってカラダの芯は冷えたままということがよくあります。温めの温度で胸の辺りまで浸かって出来るだけ長めに入るということを心がけてください。
  • 22℃の水風呂に浸かる 夏など暖かい時限定になりますが、22℃の水風呂に浸かっているとカラダがどんどん熱産生を増やして体温が上昇していきます。寒い冬などにおこなうと風邪をひいてしまうので避けた方がいいですが、実際におこなってみるとあがった後にカラダの芯からポカポカと温かくなることが実感できます。ちょっとハードですが代謝アップにはおすすめ。
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欧米人は大丈夫ですが日本人の場合は湯船につかることはすごく大切なことです!

まとめ

幹細胞を活性化する6つの方法!」はいかがだったでしょうか。

再生美容や再生医療など色んな素晴らしいモノがでてきましたが、カラダの中に存在する幹細胞をしっかり活性化しておかないと、しっかりと効果を発揮できないこともあります。

幹細胞を活性化する方法を読まれているとお気づきになられたと思いますが、幹細胞を活性化する方法と健康になる方法はイコールになっています。

健康的な方は美肌であるように、健康とお肌は密接な関係にありますね。まずはしっかりと自分のカラダに目を向けて健康的なカラダを目指していきましょう。