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【洗顔泡立て器VS洗顔ネット】どちらがいい泡作れるか洗顔料の泡立て方検証!

洗顔料の歴史を少し調べてみたところ、ほんの20年~30年前位まではふわふわな泡立て方をして優しく洗顔するということをする人がかなり少なかったようです。

その大きな理由の1つが、なんのアイテムも使わずに行う洗顔の泡立て技術が結構難しかったこと。

それに、ネットやSNSの普及がそんなになかったので、泡立てのゴール設定も解らない様な状態だったことなどがあります。

それが今やネットやSNSには色んな情報が満載ですし、泡立てアイテムも色々登場してきて、逆に目移りして混乱してしまう程です。

そこで今回は洗顔料を泡立てる基礎知識や、新しいタイプの泡立てアイテムの実験まで「泡立ての見直し」と「これからの泡立て」的な視点でご紹介していきたいと思います。

洗顔料をしっかりと泡立てるメリット

洗顔料をしっかりと泡立てると皮脂汚れなどをしっかりと落としてくれる様なイメージはありますが、実際どの様なメリットがあるかみていきましょう。

肌への摩擦が少ない

細かい泡がクッションの様な役目を果たしてくれるので、肌への摩擦が少なくて済みます。

肌への摩擦が大きくなってしまうと、肌ダメージへと繋がってしまうため、シワたるみの原因になってしまうこともあります。

毛穴の奥まで届く

しっかりと泡立てた泡はキメ細かい泡になるので、毛穴の奥までしっかりと入り込んでくれて、汚れを落としやすいといわれいています。

毛穴の奥の汚れを落とすことで、毛穴開きの抑制にも繋がっていきます。

無駄な皮脂を吸引

最新の研究では、キメ細かく泡立てた泡はこすったりしなくても勝手に油を吸引するという研究成果がでています。

キメ細かい泡はこすらなくても、置いておくだけで汚れが落ちるということは、この辺りの研究からきています。

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いわさき

店頭で泡立ちの良さをデモンストレーションしているのは「泡立ちが良い = 良い洗顔」という印象を与えようとしていることが多く、泡立ちは大切ですが、良い洗顔料のポイントはそれだけではないので、そこは注意しておきましょう!

洗顔料を泡立てなかったら・・・

最近は泡立てない洗顔というのも発売されていて、その場合はもちろん泡立てないで洗顔すればいいのですが、泡立てるタイプの洗顔の場合は、泡立てないと上記の様な泡立てたことによるメリットは無くなってしまいます。

そればかりか、泡立てが少なすぎると洗顔料が毛穴に詰まったりして余計に肌の状態が悪くなる危険性もあるので、そうならない為にも洗顔する時にはしっかり泡立てて、キメの細かい泡をつくることは大切なことです。

泡立て方のコツ

メーカーや商品によって泡立て方など微妙に違いますが、泡立てるときに泡立ちやすくするコツがあるので、そちらをご紹介していきます。

まず手を洗おう!

雑菌が多すぎると、せっかくつくった泡に雑菌が含まれることがありますし、手の汚れや微量の油感により泡立ちを邪魔することがあるので、まずはしっかりと手を洗って、清潔な状態で泡立てることを心がけましょう。

洗顔料の適量

洗顔料には石鹸タイプや液体タイプやフォームタイプがあるので適量を示すのが難しいのですが、ディスペンサータイプの液体洗顔料の場合、1プッシュ~1プッシュ半くらいが適量になります。

クリームタイプなどの洗顔料を使う場合でも、それくらいをイメージしながら使用するといいと思います。ポイントとしては、思ったより少な目くらいが目安です。

泡立てる時の水の量

洗顔料に含まれている水分量などによって多少異なってきますが、1回で注ぐ水の量は5ccが目安です。(5ccは大体小さじ1杯分の水の量です。)水を加えて泡立てるという行程を2~3回繰り返すとキメ細かい泡がつくりやすくなります。

泡立てるときの空気の入れ方

泡立てるときに大切なことは泡の中に空気をしっかりと取り込んでいくことです。

空気をいれる際のポイントは、洗顔料をだした方の手をお椀のカタチにして泡を集めた状態で、お椀の中の洗顔料と水をリズミカルにかき混ぜていくことです。

洗顔料を少し空中に浮かせるようにかき混ぜていくと泡立ちやすくなってきます。

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いわさき

これらのポイントを抑えておくと、かなり泡立ちやすくなるので、泡立てるのが苦手な方はぜひ1度試してみてくださいね!

洗顔料の泡立て方法

洗顔料の泡立て方法にもいくつか種類があるので、ご紹介しておきます。自分の生活スタイルなどにマッチするモノを選んでみてくださいね。

手のひらで泡立てる方法

泡立て方のコツのところでもご紹介しましたが、1番オーソドックスな泡立て方法です。

手のひらで泡立てる最大のメリットは、泡立てアイテムがなくても泡立てることができるので、旅行にいった時や海やプールなどちょっとした洗顔をする時にすごく便利です。

手のひらで泡立てるのは少しコツがいるので、1度マスターしておくと何かと役にたってくれます。

洗顔ネットで泡立てる方法

はじめて洗顔ネットをつかった時に、こんなにもシンプルで便利なアイテムがあるんだと妙に感動したのを今でも覚えています。

手のひらで泡立てる時の様なコツも特にいりませんし、スピード感泡の量キメ細かい泡など、どれをとっても1級品モノです。

泡立てるときに空気をいれることが苦手で、キメ細かい泡づくりが出来ないという方や、泡立てるのに時短を求める様な方には特におすすめです。

洗顔泡立て器で泡立てる方法

洗顔ネットの登場で、洗顔泡立て業界に変革は起きないだろうと思われていましたが、数年前に洗顔泡立て器というものが登場しました。

専用の容器に水やぬるま湯と洗顔料をいれてフタをしめたら、あとはフタについているスティックを10秒程度上下させるだけで濃密な泡が出来るといわれているものです。

キャッチコピーでは「10秒間で泡立てネットの7倍の濃密泡」というものもあるので、よりキメ細かい泡をつくりたい方に特におすすめです。

わたくし的洗顔フォームの泡立て方

私自身も洗顔フォームの泡立て方に変遷がありましたが、最近の「わたくし的洗顔フォームの泡立て方」として確立したものは、泡立てネットを分解して空気が入りやすい形状につくりかえてから、石鹸タイプの洗顔料を水に溶かして洗顔水をつくった状態で泡立てていく方法です。

今は石鹸タイプの洗顔料をつかっているのですが、石鹸タイプの洗顔料の場合はこの方法が1番濃密な泡ができます。

以下のページに泡立てネットのつくり方から泡立て方までひととおり解説してますので、興味のある方はそちらを参考にしてみてください。

洗顔の仕方 navis

>>顔をゴシゴシ洗うのは絶対ダメ!販売員が教える泡立てと洗い方の極意<<

洗い方のポイント

しっかりと泡立てた泡で顔を洗う時のポイントを3つご紹介しておきます。

細かくいくとたくさんのポイントがありますが、まずはこの3つを抑えておけば、適切な洗顔が出来やすくなるのでぜひ覚えておいてください。

手の力を抜いて優しく洗う

汚れをしっかり落とすためについついゴシゴシと力をいれてしまいがちですが、力を抜いて優しくあらうのは洗顔の鉄則です。

手に力がはいるとゴシゴシになりやすいので、手の力を抜いて肘から指先全体を動かすようなイメージで顔の上で泡を転がすようにしていきましょう。

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いわさき

指の力を抜くということをイメージしていると手の力が抜けやすくなります!

洗う時間は45秒 置く時間は15秒

意外と短いと思われるかもしれませんが、洗顔は長い時間をかけずにサッと洗うことがおすすめです。

あまり時間をかけてしまうと肌に余計な負担をかけてしまい、シワたるみの原因にもなってしまうので、洗う時間は45秒以内で置く時間は15秒以内を目安にしましょう。

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いわさき

朝洗顔をする時は、置く時間は無しで30秒程度の洗顔で十分です!

洗顔の時はぬるま湯で

冷たすぎても熱すぎても肌には刺激になってしまうので、洗顔をする時は特にお湯の温度に気をつけましょう。

ぬるま湯ですすぐのが鉄則ですが、もっとも適切な洗顔のすすぎ温度は32℃といわれています。温度調節ができる場合は32℃に設定して洗うようにしてみてください。

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いわさき

すすぐときも優しく優しくを意識してくださいね!

洗顔ネット VS 洗顔泡立て器

洗顔ネットで泡立てることが多く、まだ洗顔泡立て器をつかったことがない方も多くいらしゃって「本当にキメ細かな濃密な泡が出来るの?」という疑問をお持ちの方も多いので、洗顔ネットと洗顔泡立て器でつくった泡で実験をしてみることにしました。

洗顔ネット VS 洗顔泡立て器 実験概要

実験動画を観る前に読んでいただくと、検証結果が解りやすいので、まずは一読してみてください。

被験者

洗顔ネット

洗顔泡立て器

実験方法

洗顔ネットと洗顔泡立て器で泡立てた泡をビーカーにいれて、泡の上に1円玉を重ねながら載せていき、どちらが泡の密度が高いか検証。

実験検証の目安

重ねた1円玉が沈まずに載った枚数を数えて検証。

使用する洗顔料

パーフェクトホイップ ミクロ濃密泡でワントーン明るいまっさらなすっぴんへと洗い上げる洗顔料。

洗顔ネット VS 洗顔泡立て器 実験結果

今回の実験の結果としては、洗顔ネットと洗顔泡立て器の有意差はありませんでした。

実験をした後に気づいたのですが、今回の実験は弾力の有意差を調べる実験になっていて、そもそもしないといけなかった実験はキメ細かな濃密な泡が出来るかという実験でした。

そこに関しての検証は目視のみになりますが、もう一度動画を確認していただければ解るのですが、泡立て器の方が泡が細かく密度の高さがありました。

実際に触り心地も泡立て器の方が気持ちよかったですし、何より驚いたのが泡立て器でつくった泡は10分経過しても泡の体積がそのまま残っていたことです。

これらから解ることは、少なくとも洗顔泡立て器は普通の泡立てネットではつくれない泡をつくりだすことが可能だということです。

そんなに高いモノではないですし、泡のつくり方も簡単なので、1家に1個あってもいいかもしれません。

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いわさき

石鹸タイプの洗顔の場合は、多少泡がつくりにくいかもしれませんが、一応キメ細かい泡をつくることは可能です!

まとめ

【洗顔泡立て器VS洗顔ネット】どちらがいい泡作れるか洗顔料の泡立て方検証!いかがだったでしょうか。

美容コスメの進化と共に、洗顔アイテムも進化しています。

洗顔に関する色んな研究が進んでいたり新アイテムが登場したりしているので、しっかりと最新情報をチェックしながら、ライフスタイルに組み込んで素敵な美肌ライフを満喫してきましょう。

今回の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。