日本酒で美肌美人!美容効果や一押しの日本酒をご紹介!

長澤まさみさんや藤原紀香さんがハマっていたことで美肌づくりに注目度が高まった日本酒。

「お酒がお肌にいいの?」などの疑問も湧いてきますが、日本酒が美肌にどのように働きかけるのかが解ってくればきっと日本酒の見方もかわってきますよ。

今回は日本酒と美肌のメカニズムからおすすめの活用法おすすめの厳選日本酒をご紹介していきたいと思います。

日本酒の美肌効果とメカニズム

日本酒が美肌に良いというのは浸透しつつありますが、まずはどのような美肌効果があるのかをご紹介していきます。

日本酒には色んな効果があるとされていますが、代表的な美肌効果は以下になります。

  • お肌のハリUP効果
  • 美白効果
  • 保湿効果
  • お肌の老化防止効果

お肌のハリUP

日本酒にはお肌のハリをUPする有効成分がたっぷりと含まれていて、その代表的なものが日本酒の旨味成分でもある「a-EG」という物質です。

このa-EGという物質は、ヒトのお肌の深層に位置する真皮層のコラーゲン量を増やす働きがあり、これについては、日本酒をよく飲用する酒蔵のメンバーや相撲力士などが、肌のハリがいいということに着目して、2017年に金沢工業大学と酒造会社の共同研究で学術的にも立証されています。

日本酒を塗布しても、飲んでもコラーゲン量が増加したというデータがあり、コラーゲンが増えるとお肌の基礎部分がしっかりするので、シワやタルミを防いでハリのあるお肌を実現することができます。

>>コラーゲン量を増やす研究試験の詳細はこちらをご覧ください<<

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いわさき

日本酒を塗っても飲んでもコラーゲン量が増えるって凄いですよね!

美白効果

日本酒での美肌効果でよくでてくるのが美白効果ですね。

個人的に1番嬉しい美白効果は「アルブチン」と「遊離リノール酸」で、紫外線などでシミが出来てしまうのを防いだり、すでに出来てしまっているシミを薄くしてくれる効果があります。

これはシミの原因になるメラニンの合成に必要なチロシナーゼという酵素がつくられないように働いてくれるからだと言われています。

あとは、美肌をつくるうえでは欠かせないアミノ酸ワインの10倍含まれていたり、製造過程でミネラルビタミンなどたくさんの栄養成分が含まれていることが、透明感のある美白になる基になっています。

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日焼け止めクリームはリスクも高いのでシミ防止効果は嬉しいポイントですね!

保湿効果

日本酒をよく飲まれる方をみているとお肌に潤いがあってツヤツヤしている方が多いですよね。

これは「NMF」というアミノ酸成分のお陰なんです。

NMFはもともとヒトの角質細胞の中に存在する天然の保湿成分になりますが、日本酒にはこのNMFがたくさん含まれています。

NMFの特徴は水の分子と結合しやすく結合すると蒸発しにくいという性質があるので、乾燥肌を防いでくれたりツヤツヤで潤いのあるお肌へと導いてくれます。

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お相撲さんのようなツヤツヤなお肌を目指しましょう(笑)

お肌の老化防止効果

お酒を飲むと肝臓や膵臓などの機能が低下してカラダが老化へと進んでいきそうな感じがしますが、日本酒には「フェルラ酸」という物質が含まれていて、これが優れた抗酸化作用を発揮してくれます。

フェルラ酸のもっとも期待できる抗酸化作用が、カラダを錆びさせて老化へと向かわせる活性酸素の除去に働いてくれることです。

活性酸素は生きていると必ず発生してしまうものなので、お酒を飲みながら除去できるのは嬉しいですね。

抗酸化作用以外にも細菌の抑制効果やアルツハイマー予防効果も確認されています。

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カラダのサビにまで効果があるなんて先人の知恵は凄いですね!

美肌をサポートする日本酒の飲み方

日本酒をあまり飲んだことがない方は、日本酒のことがあまり解らないと思うので、どのようなことに気をつけたらよいかご紹介していきます。

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実は私はアルコールがあまり得意ではないので日本酒が好きな方にヒアリングしてきました!

日本酒と飲むときはまず以下の3点に気をつけてください。

  • 純米酒を選ぶ
  • 適量を飲む
  • 空腹時を避ける

純米酒を選ぶ

日本酒の種類は純米大吟醸とか吟醸とかとにかく種類が多くてなかなか難しいものです。

精米歩合によって色々呼び方が変わるのですが、1番抑えておきたいポイントが、純米酒を選ぶということです。

日本酒を大きく別けると、純米酒本醸造酒に別けることができて、

  • 純米酒=水とお米と米麹だけでつくった日本酒
  • 本醸造酒=水とお米と米麹に加えて醸造アルコールが使用されている日本酒

純米酒は本醸造酒に比べると、より古来のつくりかたを継承しており日本酒本来の良さがつまっているので、美肌を追求するのであれば少なくとも純米酒を選ぶようにしましょう。

適量を飲む

厚生労働省が「節度ある適度な飲酒量」として提示している日本人の1日平均アルコール摂取量純アルコール20gと定められています。

純アルコール量(g)= 摂取量(ml) × 度数または % / 100 × 0.8(比重)

例えば:ビールの場合500(ml) × 0.05 × 0.8 = 20(g)

>>厚生労働省の適度な飲酒量の詳しい内容はこちらをご覧ください<<

アルコール度数にもよりますが、20gのアルコールを日本酒に置き換えた場合は大体1合180ml)になります。

女性の場合は女性ホルモンが酵素の働きを抑制し、男性よりもアルコール分解が遅く肝臓に負担をかける可能性が高いので、1日半合くらいから飲むのが良いかもしれません。

空腹時を避ける

「すきっ腹は酔いがはやい」などの言葉を聞いたことがあると思いますが、実際に胃の中に何も食べ物のはいっていない状態だとアルコールの吸収が速くなって酔いも回ります。

酔いが回りやすいだけなら大して問題もないかもしれませんが、アルコールの吸収が速いと肝臓のアルコール分解が間に合わずに肝機能が低下するかもしれません。

肝臓の働きの中に食べ物の消化に必要な胆汁の合成と分泌があり、この機能が低下すると食べ物の消化がにぶり消化機能の低下を起こしてしまいます。

胃腸の状態が下がるとお肌の状態も落ちてしまうので空腹時は避けた方が良いですね。

日本酒を飲む前に食べるおすすめ食材3選

日本酒を飲む前はアルコールの吸収を緩やかにするために、良質な脂質を含んだ食材がおすすめです。

  • 青魚  イワシ・アジ・サンマなどをお刺身で食べるのがおすすめ。
  • チーズ  カマンベール・モッツァレラなど少しつまむ程度で。
  • ナッツ類  アーモンド・クルミなど焙煎されたものがおすすめ。

日本酒を飲みながら食べるおすすめ食材3選

日本酒を飲んでいる時は、とにかく肝臓の働きをサポートするような食材がおすすめです。

  • 豆腐  タンパク質や栄養価豊富で冷ややっこや湯豆腐などがおすすめ。
  • 海藻類  メカブ・昆布・ひじきなどミネラルたっぷりな海藻がおすすめ。
  • シジミ  肝機能といえばオルニチンたっぷりのシジミ。酒蒸しや醤油漬けがおすすめ。

日本酒風呂で美肌を目指す

冒頭でもあったように芸能人が日本酒風呂にはいってお肌の美容効果を実感したことから、日本酒の美肌効果が注目される様になりましたので、入浴ならではの美肌効果や入浴方法をご紹介したいと思います。

日本酒風呂の美容効果

日本酒風呂に浸かる1番の目的は日本酒の成分に触れるということです。

日本酒造りの杜氏さん達の手がすべすべなのは、常に日本酒の成分に触れているからになります。

日本酒風呂で1番の美肌の鍵といわれているのが「セリン」という成分で、このセリンは元々ヒトの肌の角質層にも多く存在している物質で、お肌の潤いを高める効果があります。

あと、日本酒には血行を促進する効果もあり新陳代謝を活発にしてくれるので発汗作用もアップします。

発汗することによって毛穴が開くのでさらなる保湿効果やデトックス効果も期待できるので、ゆっくりしっかりと汗をかくのがおすすめです。

日本酒風呂の入り方

カラダを芯から温めようと思うと、温め・長めで入浴することがポイントですが、日本酒風呂に関しても、温め・長めがおすすめです。

カラダを芯から温めることもそうですし、高い温度に日本酒をいれてしまうとアルコールがすぐに蒸発してしまったりのぼせやすくなる原因となってしまいます。

アルコールの分量は一般的な湯船だとコップ2杯分くらいがいいとされているので、少し不安な方は1杯くらいから徐々に慣らしていくのがおすすめです。

日本酒の風呂の入り方をまとめると…

  • 38℃くらいの温度
  • コップ2杯分くらいの日本酒
  • 20分以上浸かる

になります。もちろん日本酒風呂の場合も純米酒がおすすめになります。

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いわさき

アルコールアレルギーの方は入浴でも反応がでますので注意しながら試してくださいね!

お肌に良い日本酒の選び方

日本酒で美肌を目指すには、日本酒選びが1番重要かもしれません。

カラダやお肌の機能を低下させるような添加物などがはいっていると美肌には結びつかず逆に肌荒れの原因になる可能性があったり、高い日本酒を買ってもお肌に良い成分が少ない可能性があるからです。

美肌のためにも日本酒の基本的な知識を簡単にみていきましょう。

本醸造酒とは

アルコール添加を行ったお酒は純米酒とは名乗れず本醸造酒とか普通酒などの名前になります。

醸造アルコールを添加する目的は、キレをよくしたり、アルコール度数をあげたり保存性を高めるためといったことなので、いわゆる添加物的なイメージが強く愛飲家から敬遠されがちです。

近年は質の良いものもでているみたいですが、カラダによくない成分が入っている可能性も高い商品の割合が多いので美肌の視点からいくと避けた方が良さそうです。

純米酒の種類

まず、日本酒には純米酒と本醸造酒というのがあると説明しましたが、純米酒と本醸造酒はそれぞれさらに4種類ずつに別けることができます。

本醸造酒は美肌とは結び付きにくいので、純米酒の4種類のみご紹介します。

  • 純米大吟醸酒(精米歩合50%以下) 低温でじっくりと長期発酵してあり、旨味のつまった米粒の中心部分をつかっているので旨味と穏やかさのある日本酒です。
  • 純米吟醸酒(精米歩合60%以下) 純米大吟醸と同じく低温でじっくりと長期発酵させるのが特徴で華やかな透明感のある香りがでるとされています。
  • 特別純米酒(精米歩合60%以下) 日本酒を造るのに適した銘柄のお米も使っていたり、特別発酵させるなどの特殊技術をつかった個性的な日本酒になります。
  • 純米酒(規定なし) 精米歩合の制限がなく一般的には60%~70%くらいの精米歩合で仕込むことが多く、雑味がありながらもお米の旨味をもつしっかり腰の入った日本酒です。

精米歩合とは米粒をどれくらい削ったかという割合で、米粒の外側は日本酒をつくる場合雑味となるので削る量が大きいほど雑味が減少します。精米歩合30%なら米粒の外側を70%削って、中心部分の30%をつかったということになります。

純米酒の選び方

4種類の純米酒の中で1番高価なモノが多いのは純米大吟醸なので純米大吟醸がお肌にいいような感じもしますが、美肌のことを考えると純米酒です。

日本酒は米粒を磨けば磨くほど、雑味が少なく透明感なのある味わいになるのですが、雑味のある外側に美肌効果の高いアミノ酸などの成分が多く含まれているので、美肌づくりを目的にするのであれば、精米歩合の高く米粒を削る割合の低い、アミノ酸の豊富な純米酒の方がおすすめです。

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日本酒のことを勉強したい場合は「夏子の酒」というコミックがおすすめです!

お肌にいいおすすめの日本酒4選

お肌によいおすすめ純米酒をご紹介していきます。

今回は美肌という観点でみているので、特にオーガニックにこだわったもののご紹介になります。

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日本酒はそこまで知識が無いので「味よし質良しコスパ良し」をモットーとする日本酒好きのBOSSに聞いて吟味してみました!

南遷オーガニック

奈良県の有機栽培のお米を使用した奈良県美吉野酒造さんの純米酒になります。

精米歩合80%なので、アミノ酸などの美肌成分がたっぷりと配合されています。

味はまとまりの良い濃厚甘口のお酒で、のんだ感じは白ワインの様な味わいなので、冷やして飲んでいただくのがおすすめです。

出展:美吉野醸造株式会社様サイト

南遷プレミアムオーガニック 1.8L

3,630円(税込)

>>南遷オーガニックのご購入はこちらから<<

しぜんしゅ 純米原酒

1711年創業の仁井田本家の昭和42年から販売され続けている自然純米酒になります。

精米歩合80%で、アミノ酸などの美肌成分たっぷりで琥珀色のとろりとした日本酒です。

四段仕込みという製法をつかい甘みと酸味を兼ね備えています。

出展:仁井田本家様サイト

しぜんしゅ 純米原酒 1.8L

3,080円(税込)

>>しぜんしゅ 純米原酒のご購入はこちら<<

※ストアサイトには年齢確認がありますので、確認して購入サイトにてご確認いただけます。

有機純米酒 天鷹

栃木県大田原市の100年以上歴史ある酒造で、有機米5百万石をつかったオーガニック純米酒になります。

精米歩合68%で、アミノ酸などの成分をしっかりと残しながら優しい感じもあるのみあたりです。

出展:天鷹酒造様サイト

有機純米酒 天鷹 1.8L

3,190円(税込)

>>有機純米酒 天鷹のご購入はこちら<<

純米 いぬとあきたこまち

地下128ⅿからくみ上げる長良川の伏流水を原料に、1738年から続く岐阜の蔵元でつくられている純米酒です。

精米歩合は65%ですが、カルシウムなどのミネラルがたっぷりと含まれている名水でつくられているので美肌にも効果的です。

アイガモ農法で丁寧に栽培された有機米を原料としてるので、健康面でも安心ですね。

出展:千代菊様サイト

純米 いぬとあきたこまち 1.8L

2,640円(税込)

>>純米 いぬとあきたこまちのご購入はこちら<<

まとめ

「日本酒で美肌美人!美容効果や一押しの日本酒をご紹介!」いかがだったでしょうか。

日本酒と美肌にいいの? という疑問をお持ちの方も割といらっしゃるのですが、これはアルコールを飲むと肌荒れがおこったりすることが影響しているといわれています。

近年のアルコールといえば、ビールカクテルなど欧米のモノが多いのですが、グルテンやグリフォサートや遺伝子組換えなどの問題のある小麦を原料にしたビールや、大量生産を目的につくられたサワー缶チューハイに使われている糖質など、カラダに悪いものが多く含まれています。

それ以外にもいわゆる添加物といわれるものも多く含まれていて、残念ながら美肌とは程遠い商品が多いのが現実という風になってきていて、これらの悪い成分を飲み続けると腸内環境も低下し、それが肌質の低下へと繋がっていってしまいます。

長い年月をかけて日本人の遺伝子に埋め込まれたのは日本酒だと思いますし、お肌によい成分もたくさん含まれているのが日本酒です。

おすすめの純米酒のところでご紹介させていただいた純米酒は、美容はもちろん、有機米やきれいな日本の清流のお水をつかって大切につくられた日本酒なので、心にもカラダにもしっかりと染みわたっていきます。

これからは、食事を美味しく際立たせるためにも活躍してくれる美味しい日本酒を飲んでキレイはお肌とキレイな心を培っていきましょう。