唇の色が悪いのは生まれつき?血色をよくするリップケア方法

皆さん、唇の色って気にされたことありますか?

朝バッチリお化粧をして家を出てもドリンクを飲んだり食事をしたりしていると、口紅が取れて唇に色がない!血色が悪い!といった経験をしたことありますよね?

私も普段仕事をするときは、マスクを着けていることが多いので色がついた口紅は付けず、リップグロスなどを使用していますが、ふと鏡を見ると血色が悪いなぁと思うことが多々あります。

そこで今回は、写真を撮るときすっぴんのとき、学校があって化粧ができないときなど、お化粧直しをせず自然体でいられるように唇の血色を良くする方法を解説していきます。

唇の血色が悪いのは生まれつきなの?

唇の色が紫がかっている黒っぽいなど、唇の色で悩まれている方は多いと思います。

では、この唇の色は生まれつきのものなのでしょうか?

唇は、顔の皮膚構造の中で角層が最も薄く、お顔などのターンオーバーが約14日なのに比べ、唇のターンオーバーは3〜4日とすごく短いんです。

また、唇には汗腺や皮脂膜がほとんどないことから潤いを自ら作ることができず、皮脂膜が形成されていないことでバリア機能がないため非常に乾燥しやすくとってもデリケート。そのため、リップクリームなどで外側から保湿し守らなければなりません。

さらに、体調やストレス・年齢・摩擦などの外的要因から色素沈着したり、縦じわが出来たりカサカサ唇になったりとトラブルを起こしやすいのも唇の特徴です。

この様に唇の色は、色んな要因によって影響を受けやすいパーツと言えますが、ここからは、自分自身の唇の色が生まれつきのものなのか普段の生活で改善できることがないかをまずは一緒に見ていきましょう。

唇の血色が悪い状態ってどういう状態?

一般的に唇の血色が悪いと言われる状態は、

  • 色が白っぽく薄い
  • 紫っぽい
  • 黒くくすんでいる

など、健康な唇の色がピンク色なのに対して白、紫(青)、黒、赤など唇の色を見ることでその人の体調が目で見てわかります。

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血色の悪い状態も良くないですが、唇が赤すぎるというのも、実はあまりよくないと言われています!

人が話している時は、目を見て聞きなさいなどと言いますが、私は良く目ではなく唇を見て人の話を聞いていることが多いため、人の唇の色を無意識に気にしてしまっています。

そう考えると唇ってお顔の中で1番良く見られている箇所なのかもしれませんね。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、さっそく気になる唇の血色が悪くなる原因を見ていきましょう。

唇の血色が悪い6つの原因

生まれつきによる原因

私たちの皮膚には、メラニン色素が存在し紫外線から私たちを守ってくれています。

このメラニン色素が多いと肌は黒っぽくなり、少ないと白っぽくなります。

ですが、唇にはこのメラニン色素が少なく透明なため、そのすぐ下を通る血管が透けて見えてしまい、そのため唇は血液中の酸素濃度などで色みが変わり血色として表れます。

例えば、一見赤色の唇をしていると何の問題も無さそうに見えますが、赤い口紅を塗ったかのように唇が「真っ赤」になっている場合は「虚熱」という状態を表し、疲労などにより体内の水分が不足し発熱する状態で、身体の不調を表すサインです。

また、唇が「白っぽい」時は、貧血状態、「紫・青っぽい」時は、酸素不足や体温低下などが考えられ、「黒っぽい」唇は外的要因が多く、紫外線や摩擦による色素沈着や喫煙、乾燥などが原因です。

なので普段から「顔色が悪いよ」などと声をかける際は無意識に唇の色で判断しているんですね。

そもそも日本人やアジア系の「黄色人種」は、欧米や欧州系の肌が白い方に比べて生まれつき色素数が多く、唇の色は濃くなる傾向がありますが、住む場所や人それぞれ個人差があるので一概に生まれつきとはいえないかもしれません。

摩擦による原因

唇は皮膚の中で角質が一番薄い部分なので、唇を噛む癖のある方やゴシゴシとクレンジングや拭き取りをしている方は、唇に摩擦を与え色素沈着をして血色が悪く見えてしまいます。

よくリップなどの色が唇に沈着すると耳にしますが、実際にはリップの色が沈着しているのではなく、口紅やリップを塗り直す際の刺激やクレンジングの際の摩擦が大きな原因になっています。

唇の色が気になる方は、まずポイントメイクリムーバーなどを使用しクレンジングをしたり、リップや口紅の塗り直す回数を見直して唇に摩擦を与えないようにしましょう。

ポイントメイクリムーバーとは、ポイントによってクレンジングを使い分けるもので、一般的なクレンジングより洗浄力が高いので顔全体に使うクレンジングと効率よく使い分けることで効果的な化粧落としができるというものです。

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血行不良による原因

睡眠不足運動不足ストレスなど普段の生活の中で思い当たることはありませんか?

しっかりと睡眠時間をとっていない方は、1日の疲れが十分に取りきれず血流が悪くなったり、運動不足によって筋肉量が低下し、全身に血液がスムーズに行き渡らないなど血行が悪くなることで、様々な体調不良としてカラダに現れてきます。

また過度なストレスは、自律神経を乱し血液循環が悪くなってしまうため、不眠や頭痛、肩こり、だるさなどの症状を引き起こします。

私たちのカラダの中で一番体調が見てわかるのが唇です。

唇の血色が悪いな、と思った方は一度普段の生活も見返してみてください。血行が良くなることで唇の血色も自然と変わってきますよ。

紫外線による原因

先ほど口紅やリップの色素が沈着しているのではなく摩擦が原因だとお伝えしましたが、実は口紅やリップに含まれる成分と紫外線の相性が悪いと化学反応を起こし色素沈着の原因になることもあります。

口紅や化粧品などによく使われている「タール色素」は石油から作られる着色料ですが、フェノールなどの化合物が原料になっており、化粧品などには安全な分量しか配合されていないため、単体で使用する分には問題ありませんが、色持ちや綺麗な色にするために「界面活性剤」を使用していることが多く、界面活性剤によってタール色素が唇に沈着し黒ずんできたり、血色が悪くなる原因になります。

また、皮膚に紫外線が当たるとお肌を守るためにメラニンが作られますが、メラニンが作られただけではターンオーバーですぐに剥がれ落ちてしまうのでシミになりません。

ですが、唇は紫外線対策をしている方は少なく、口紅などに使用されているタール色素は、このメラニンを沈着させる性質があると言われているので、唇にシミができた!といった状況を引き起こしてしまいます。

口紅を選ぶ際は出来るだけ「天然色素」が使用されているものや「界面活性剤」などが使用されていないものを選ぶようにしましょう!

冷えによる原因

良く寒い場所にいると唇がになったりしますよね。

私も小学生の頃など学校のプールに入ると寒くてすぐに唇が紫色になっていました(笑)

これはカラダが冷えると血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、皮膚の薄い唇は血液の色が反映されやすいため青紫っぽく見えているからです。

また、内臓の状態も唇に現れやすく内臓が冷えていることで唇が紫色になることもあります。

内臓が冷える原因としてストレスによって自律神経が乱れ冷えていると言うこともあるので、適度にストレスの発散をしつつ過ごしましょう。

女性の方は特にカラダを冷やさない方がいいので温かいものを食べたり、運動をして代謝を上げるなど体温を上げることが重要です。

体温を上げると免疫力も上がるので嬉しいことばかりですよね。

化粧品があっていないことによる原因

今使っているリップや口紅は自分に合っていますか?

私はリップティントが流行ったときによく使用していたのですが、自分の唇にあっていなくてすごく荒れてしまいました。

唇は乾燥しやすい部分なので、ティントやマットタイプの口紅を塗ると乾燥しやすく、くすみや皮むけ、ひび割れなどの唇トラブルにもつながります。

リップや口紅を選ぶ際は、出来るだけ高保湿の物を選び、塗る際はリップクリームなどでしっかりと保湿をしてから塗るようにしましょう。

もし荒れてしまった時は、はちみつワセリンなど簡易的なもので大丈夫なのでリップパックをして少し唇を休めてあげてください。

唇の血色を良くするリップケア

リップを選ぶときのコツ

最近のリップや口紅は保湿成分が配合されているものが多いので、選びやすくなっていますが、美容成分高保湿のものを選ぶことをおすすめします。

また、イエベ・ブルベなどがありますが、人はそれぞれパーソナルカラーがあるので自分にあった色みを選ぶことが肝心です。

  • イエローベースは春と秋に別れ、ブルーベースは夏と冬に別れます。
  • イエベ春(黄色みがかった色白肌)→ オレンジ系やコーラル系、濃いめのレッド
  • イエベ秋(黄色みがかった普通肌)→ ベージュ系やブラウン系、サーモンピンク系
  • ブルベ夏(青みがかった色白肌)→ パープル系やピンク系、ローズ系
  • ブルベ冬(青みがかった普通肌)→ ローズ系やレッド系、ローズピンク系
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参考程度ですがパーソナルカラーによって似合う口紅の色も変わってきますので、自分にあったリップを探してみてくださいね!

セルフケアマッサージ

唇のマッサージは毎日しなくても大丈夫ですが、1回2回行なっただけでは血色が良くなるということはありません。

週に1、2回でもいいので続けることが大切です。

マッサージに使用するものは、リップクリームワセリンなど保湿ができて滑るものであればなんでもいいのですが、私ははちみつをおすすめします。

理由は保湿力が高いことや口に入っても問題ないこともそうですが、ただただ美味しいからです(笑)

マッサージ方法はすごく簡単!

  1. 唇に少量のはちみつを塗ります。
  2. 上唇から唇の輪郭をなぞるように滑らしたり、くるくる円をかくように滑らしたり、とんとんと軽く叩いて血行を促進します。
  3. 下唇も同様に行います。
  4. 最後にそのまま放置してもいいですし、私はもったいないので少しラップを唇に乗せてパックをしてからティッシュで軽く押さえるように拭き取っています。
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注意としては、滑らす際や叩く際にあまり力を入れすぎないことです。かる〜く優しくマッサージをしましょう!

温度管理

唇はお顔の皮膚構造の中で角層(皮膚の表面の層)が最も薄く、メラニン色素が少なく透明なため、そのすぐ下を通る血管が透けて見えているとお伝えしましたが、寒さや体調によって血管が収縮し血行が悪くなることで、唇の色が青紫色になったりと血色が悪くなってしまいます。

今は温度で変わるリップなどもありますが、唇の色が気になる方は普段から体調や温度管理をしてみてください。

唇のトレーニング

唇トレーニングをすることで、唇の周りにある口輪筋が鍛えられ、唇の血行が良くなります。

  1. まず口輪筋を鍛える前に口周りのストレッチをしましょう。「あいうえお」と大きく動かすとこを意識して5回繰り返します。
  2. 次に口の中で舌をぐるっと回します。右に5回、左に5回行いましょう。
  3. では、トレーニングです!割り箸を用意し口にくわえます。
  4. くわえた状態で口角を上げます。
  5. 口角を上げたまま少しキープしたらゆっくり戻します。
  6. これを5回×3セット行いましょう。

最初は結構きついですが、続けていくうちに楽になってくるので、まずは1週間頑張って続けましょう。

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このトレーニングを行うことで血行が良くなるだけでなく、口角が上がりたるみやシワが改善されてきますので、是非行ってみてください!

唇に良い生活習慣

唇の血色を良くするにはやはり根本的なところから改善していくのが重要です。

適度な運動

1日の内30分〜1時間ほどウォーキングや適度な運動をすることで筋肉が活動し、全身に血液が行き渡るため代謝が良くなります。

代謝が良くなったり、ほどよく疲れることで夜ぐっすり眠れるので、寝付きが悪いという方は少しだけ運動を取り入れてみてください。

生活リズムを整える

昼夜逆転していたり、夜ふかしをしているという方。唇の血色だけでなく、睡眠はカラダの疲れを取り除いたり、肌環境を整えるためにすごく重要です。

人は寝ているときに全身の代謝を高めてくれるので、出来るだけ朝起きて夜しっかり寝るという習慣をつけていきましょう。

カラダを冷やさない

一人暮らしをしていたり、夏場など湯船にあまり浸からないという方が多いと思いますが、仕事などでずっと同じ体勢を続けている、クーラーの効いた部屋に長時間滞在しているなど、血行は悪くなりカラダが芯から冷えきっていますので、夏場こそしっかりと湯船に浸かり体を芯から温めてあげてください。

また、普段からを入れて飲み物を飲んだり冷たい物を食べ過ぎている方も温かいものを取るように心がけてくださいね。

ストレスを溜めすぎない

先程も少しお話したように、ストレスがかかることで自律神経が乱れ血行が悪くなってしますので、結果として唇の色が悪いということに繋がってしまいます。

今はストレス社会と言われるほどなので、ストレスを抱えていない方は少ないかもしれませんが、ストレスとうまく付き合い、自分自身のストレス解消法を見つけることが大切です。

ちなみに私は最近大自然の中で農業のお手伝いをしているのですが、畑を耕したり野菜を収穫している時はストレスが浄化されていくのがよく解ります。

今はこちら、natural-plusの「むら」のお手伝いで農作業をしています。観てるだけで楽しいサイトなので是非一度ご覧ください。

>>自然農法やオーガニック情報満載のnatural-plusさんのサイト<<

アロマを焚いてみるも良し、音楽を聴くも良し、散歩をしたりマッサージにいったりなんでもいいと思います。

皆さんも是非自分が無になれるリラックスできるストレス解消法を見つけてくださいね。

内側からもアプローチ

女性は貧血で悩んでいる方が多いですが、それは鉄分が不足していることが原因です。

唇が白っぽい方は鉄分が不足しているので、ほうれん草やレバー、海藻類など積極的に鉄分を取るようにしましょう。

また、皮膚や粘膜の健康を保つ「ビタミンA」や血行不良や冷え、ホルモンバランスを整える「ビタミンE」、コラーゲンの生成、抗ストレスに良い「ビタミンC」などを摂るのもおオススメです。

美は内側から!しっかりと栄養素も補って綺麗なピンク色の唇を手に入れましょう。

年齢に合わせた唇のケア方法

10代〜20代の女性におすすめケア方法

高校生や学生さんの場合、学校に色つきのリップを付けていけないという方は多いんじゃないでしょうか?

私も仕事柄あまり色みの濃いリップを付けれないので、唇の血行を良くして自然に発色してくいれるリップグロス「DDS マトリックス エキス リップ用」を使用しています。

ヒト由来の間葉系幹細胞培養上清液が配合されていて、成長因子が唇に潤いやハリを与えてくれるのでふっくらとした理想の唇に仕上がります。

また、このリップは塗るとスーッとしてきて血行を良くしてくれるので口紅を塗る前や夜寝るときにリップケアとして使用するのもオススメです。

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私は透明タイプを使用していますが、色つきのものもあるので是非チェックしてみてください!

また、20代の女性は明るめのピンク系やレッド系、オレンジ系など華やかな印象なものがオススメです。

>>DDSマトリックス専用エキス リップ用(クリア)<<

DDS MARIX エキスリップ

>>DDS MARIX エキスリップ用(カラーバージョン)<<

マトリックスエキスリップは「間葉系幹細胞培養液」配合で、つけた瞬間ピリッと軽い刺激が結構を促進し、口紅をつけなくても、ふっくらとした自然なピンク色の唇へと導きます。

口紅を付ける前やおやすみの前のトリートメントとしてもお使いいただけます。

実際に私が試したものも写真を撮りましたので、参考にお使いください。

30代〜40代の女性におすすめケア方法

大人の女性には上品な印象を与えてくれるコーラル系ローズ系など、落ち着きのある少し深みのあるレッドなどを選ぶといいでしょう。

少しパールが含んだような口紅や、少しグロスを付けてツヤを出すのもオススメです。

落ち着いた色みなので唇の色ムラやくすみなど、しっかりとカバーしてくれるのも嬉しいですよね。

50代〜の女性におすすめケア方法

どうしてもくすみが出てきてしまう年代、肌の血色をよく見せてくれる少し明るめのレッド系やピンク系などを使用するとお顔もぱっと明るい印象になるのでオススメです。

どの年代の方にも言えることですが、口紅を塗る前はしっかりと保湿をしましょう。

また発色が悪いなと思ったときはコンシーラなどでわざと唇の色みを消してから口紅を塗るとしっかりと発色してくれ綺麗な色みをだしてくれます。

まとめ

唇の血色が悪くなる原因や血色を良くする方法など参考になったでしょうか?

唇はターンオーバーが早い分、荒れてしまったり血色が悪くなっても、セルフケアを続ければすぐに元に戻ってくれますので、是非マッサージやトレーニング、保湿ケアなど試してみてくださいね!

内側からも外側からもアプローチして唇美人になっちゃってください!