体温上昇は美容にも効果的!お金をかけない美容法
一生懸命、美容に取り組んでいても、なぜか不健康そうにみえたり、キレイだけど何か物足りないと感じることはありませんか?
それは健康美人になりきれていない可能性があります。
この健康美人でない原因の1つに低体温があります。せっかく、お金と時間をかけて美容に取り組んでいるのに、低体温が見た目のマイナス原因になったらもったいないですよね。
今回は健康美人を目指すうえで大切な低体温解消法を紹介していきます。
ちょっとした意識変化で、お金をかけずに!健康的な美容の土台が作れるますので、ぜひ参考にしてみてください。
日本人の平均体温
色んなデータがありますが、日本人の平均体温は、36.8℃ ~ 37.2℃ くらいになります。
以外に高いと思われた方や、37℃は熱がある状態と思われる方も結構いるのではないでしょうか。そう感じてしまう要因の1つとして、水銀体温計での先入観があります。
最近はデジタル体温計が主流なのであまり見かけることはないですが、水銀体温計で37度の表記が赤色になっていることで、37℃から熱なんだと勘違いしている方が結構いらっしゃいます。
確かに勘違いしやすいのですが、37℃の赤色は「37℃が平熱」ということを示しています。もちろん35℃台の方が37℃あれば風邪などの可能性はありますが、何らかの要因で37℃に平熱があがったのであれば何ら心配することもなく、逆に健康になったという証にもなります。
平均体温37℃を目指しましょう!
体温が低い原因とカラダの症状
基本的に体温が低いといわれるのは35℃台になりますが36℃前半でも少し低いという印象があるので、出来れば36.5℃くらいは目指していきたいところですね。
35℃台など平均体温が低い方の原因は以下のようなものが挙げられます。
- 内臓の冷え
- 筋肉量の低下
- ホルモンバランスの乱れ
- 自律神経の乱れ
- ストレス
このような原因によって体温が低くなっている方の症状は以下のようなものが挙げられます。
- 頭痛
- 肩こり
- 腹痛
- 生理痛
- 生理不順
- 便秘
- 睡眠障害
これらの症状にあてはまって平均体温が低い様であれば低体温の可能性があるので注意が必要です。
平均体温がアップした時のメリット
平均体温が低い場合は上述したようなカラダの不調をきたしてしまいますが、平均体温が上昇して個々の理想的な体温になった場合は以下のようなメリットが期待出来ます。
内臓機能アップ
実は低体温の方は筋肉量が少ない方より、内臓機能が低下している方が多いという特徴があり、その理由として、平常時の筋肉の体温維持能力が25%なのに比べて、内臓の体温維持能力は55%もあるからです。
ということは、体温があがってきたということは、自ずと内臓機能がアップしてきたといえますね。
美容効果アップ
体温があがると内臓の状態もあがって、これにより新陳代謝が上昇しカラダの毒素を体外へだす効率もアップしていきます。
そうすると肌のターンオーバーも正常に戻りやすくなり、肌ツヤがよくなったり、髪の毛のツヤやハリが戻ってきたりと、美容効果が期待できます。
免疫力アップ
体温が1℃あがれば免疫力は5~6倍アップするといわれていますが、人間の免疫細胞の約70%が腸に存在しており、内臓機能がアップすると自ずと腸の状態も活性化し免疫力がアップしてくれます。
平均体温が上昇したということは、腸の状態が良くなっている可能性が高いので、免疫力アップにも期待が持てますね。
代謝アップ
体温が1℃あがるとエネルギー代謝が約15%アップするといわれています。今までと同じ生活をしているだけで、体重や体脂肪率が落ちていく可能性があります。
食べても太らないという方が多いのは平均体温が高い方が多いのでダイエットにも期待がもてます。
お金をかけずに体温上昇で健康美人になる方法
体温を上昇させる方法はその人にカラダの性質や生活環境によって変わってきますので、代表的なモノをピックアップして紹介していきます。
カラダを冷やすモノを避け温めるモノを食べる
カラダの中から温める場合はカラダを温める食べ物が効果的です。代表的な食べ物は以下のようなものがあります。
- タマネギ
- 桃
- ライチ
- みかん
- 山椒
- シナモン
これらを食生活の為に取り入れると体温があがりやすくなっていきます。逆にカラダを冷やす代表的な食べ物は以下になります。
- 豚肉
- カニ
- 蕎麦
- わかめ
- ごぼう
- ほうれん草
- セロリ
- ナス
- きゅうり
- 柿
- 梨
これらが悪い食べ物というわけではないのですが、カラダを冷やす可能性があるのでカラダを温める食材と一緒に摂取したりと工夫して食べていただくのがおすすめです。
毎日湯船に浸かる
生活習慣の欧米化などにより、毎日湯船に浸かる習慣がどんどんなくなってきています。
欧米の方は元々平均体温が高いので湯船に浸かる必要がありませんが、平均体温が低い日本人の場合は、毎日しっかりと湯船に浸かることが必要になってきます。
時間がなくて大変かもしれませんが、5分とか10分でも効果がありますので、ぜひ毎日湯船に浸かる習慣をつけてみてください。
Point:湯船に浸かる際は、ぬるめで長めが理想的。
適度な運動を心がける
内臓に比べると熱産生能力は低い筋肉ですが、それでも熱産生の4分の1を占めている筋肉なので、適度な運動を行って筋肉を維持することが大切です。
健康の定義の中に運動という要素が基本になっていますので、ぜひ適度な運動を心がけてみてください。
冷たい飲み物をさけて常温に近い飲み物にする
常温の水やおさゆを一定期間飲み続けた後に、冷たい水を飲んだら実感できると思いますが、冷たさが食道をつたって胃に到達する感じがすごく解ります。
経験したら解るのですが、決してカラダに良さそうな感じではありませんし、内臓機能を低下させたり、カラダを冷やす要因になります。ぜひ冷たいものを避けて常温のお水などを常飲するように心がけてみてください。
海水温熱療法を受ける
少々お金がかかってしまいますが、恐らく基礎体温を上げるには海水温熱療法が1番可能性高いはずです。
海水で蒸したタオルで全身を温める施術ですが、湿った熱はカラダの奥までしっかり浸透していくので、年齢を重ねるとなかなか温まりにくい内臓の冷えを防ぎ、逆にしっかりと温まっていきます。知人の基礎体温が2カ月で1度向上していたのには驚きました。是非1度受けてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。低体温の方の場合あてはまることがいくつかあったかもしれません。
すべてを改善するのは難しいですが、出来ることを少しずつでも実践していくことが大切で、それが土台部分の美容にもなっていきます。
せっかく美容にチカラをいれているのであれば、ぜひ根本的な美容にもトライしていきましょう。
体温上昇はお金のかからないおすすめの美容法です!