腱鞘炎の痛みを自宅で緩和!

腱鞘炎はとても身近な痛みとして知られています。

腱鞘炎で悩まされている方は

パソコンを毎日使うので痛みがあるが諦めている

手首の痛みのせいでゴルフが楽しめない

スマホを使うたびに指が痛み、ストレスになる

このようなことを日々感じていないでしょうか?腱鞘炎の難しいところは、病院に行くまで酷くはないので、自分で試行錯誤してなんとか痛みを和らげている。そんな方が多いのも腱鞘炎の特徴だと思います。

アイシングやテーピング、毎日のストレッチまでしているのに… それでも良くなる兆しがないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、今まで抜本的な対応がなかなか見つからなかったと諦めかけている方に、是非読んでいただきたい情報になるので是非最後まで読んでみてくださいね。

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いわさき

私がお勧めするケアの方法や、ご紹介するクリームを使用したお客様の感想も掲載しますので腱鞘炎の痛みに悩んでおられる方はぜひお試しください。

腱鞘炎の症状とメカニズム

すでに腱鞘炎とはどういうものかご存知かと思いますが、まず簡単に原因・症状・メカニズムをご紹介していきます。

症状としては手首、指の炎症により関節痛を感じるというのが1番の症状ですね。なぜこのような症状がでてしまうのかというと、筋肉と骨の付着部である「」と腱をトンネル状に包んでいる「腱鞘」という組織が指を動かすたびに擦れてしまうからです。

腱鞘炎 ケア 腱鞘③

通常の日常生活レベルの使用頻度ですと炎症を起こすまでは行きませんが、指や手首に力を入れた状態で長時間ずっと使ったりすると負担が大きくなり、炎症を引き起こしてしまうのが腱鞘炎のメカニズムです。

この「腱鞘炎」には、2つの種類があります。

詳しくは日本整形外科学会のホームページをご参照ください!

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

ばね指(弾発指)

日常動作での腱鞘炎の原因

腱鞘炎もそうですが、様々な痛みの原因は日常動作の積み重ねで起こってしまいます。例えば、肩こりなら猫背の姿勢で長時間の作業を繰り返すことで痛みやだるさを引き起こします。膝の痛みなら膝に負担がかかるような歩き方や階段の上り下りをしていることなどで痛みや炎症を引き起こします。

つまり毎日、何十時間、何百回、何千回と行う動作を間違った方法で行っているということになり、カラダの悪い癖を今日かしているということになり、これが慢性的な痛みや炎症の正体です。

では腱鞘炎の原因は何になるのか。この原因は以下の2つです。

  • 手首や指の使い過ぎ
  • 手首や指に負担のかかる日常動作

になります。これらの具体的な内容をみていきましょう。

手首や指の使い過ぎ

これは単純に手首や指を使っている頻度と時間の問題になります。手首や指を毎日長時間使う方は腱鞘炎になりやすい環境にあります。例えば、ピアノを1日8時間も弾いていたり、テニスの練習を1日5時間も行っているなどのオーバーワーク(使いすぎ)が原因です。この場合は、手首や指にかかる負担を減らしてあげることが大切になってきます。

手首や指に負担のかかる日常動作

腱鞘炎で悩む方が増えてきた大きな原因は、パソコンを使う業務が増えたり、スマホの普及です。これらにより腱鞘炎を起こしている方は結構いらっしゃいます。

パソコンを使用する時のマウスやタイピング動作の時は、以下の画像のように手首が少し沿った状態で行います。

腱鞘炎 ケア パソコン

このような手首が支点になり、反ってしまった状態で長時間動作すると手首周辺に疲れが溜まって力みに繋がり指の動きも硬くなり、炎症や痛みへと発展していきます。

手首や指の負担を減らすためには、以下のように手と腕を一直線にして作業すると緩和する可能性が高いので、ぜひ試してみてください。

腱鞘炎 ケア パソコン②

数年前から飛躍的に増加し、現代社会の必需品となったスマホですが、文字をうつ作業をたくさんする方は、親指だけをたくさん動かすことが多いので、親指の付け根に負担が集中してしまいます。

腱鞘炎などで悩んでいる場合は、文字を打つときに片手でスマホを持ち、もう一方の手の人差し指で行うことにより緩和するかもしれないのでぜひ試してみてください。

腱鞘炎 ケア スマホ

スポーツでの腱鞘炎の原因

ゴルフ、テニス、野球などグリップが必要なスポーツをされている方は、頻度やプレーの継続時間により腱鞘炎を引き起こす可能性があり、カラダの誤った使い方をしていると、手首、指への負担はすごく大きくなってしまいます。

カラダのシステムとして腕や脚は動く前に必ずコア(体幹)が働くようになっていて、「腕が動く0.03秒前脚が動く0.11秒前」に必ずコアが働きます。コアに力が入っていないとカラダが安定していない状態でこれらの作業を行わないといけないので、全ての負担が末端である腕や脚にきてしまいます。

このような状態でスポーツを続けていると、腕を使うすべての動作で手首や指に負担をかけていることになります。つまり、手を使うときにお腹が働いていないため必要以上の力が手指に入ってしまうということになります。

例えば、筆圧が強い方で言うと、5の力で書けるところを10の力で書いてしまっている状態で、指の筋力を必要以上に使っているので筋肉は縮んだ状態が続くことになります。この状態で字を書き続けると「腱」と「腱鞘」は擦れてしまい炎症を引き起こし、痛みを招きます。

スポーツにおけるグリップも同様で、ゴルフ、テニス、野球なども必要以上の強さでグリップした状態でスイングし続けてしまうと痛くなるのは想像できると思います。スポーツ時にグリップを強く握る習慣がある方は、モノを握るという日常動作すべてで必要以上の力を入れる癖があるかもしれないので、チェックしてみてください。

自宅で簡単ケアの方法

これまで紹介してきた、腱鞘炎の原因を踏まえて、自宅で簡単に出来るケアの方法をご紹介していきます。以下の2つを行っていけば、個人差はありますが、痛みの緩和に繋がっていくのでぜひ試してみてください。

  • 手や指を力まない腕の使い方をマスター
  • nanoPDSボディメンテナンスクリームを使って痛みの緩和

王道:手や指を力まない腕の使い方をマスター

手や指を力まない腕の使い方をマスターするのに意識することは2つです。

  • 腕を動かす場合は鎖骨と肩甲骨を起点にする
  • 手や指の力を抜く

カラダよりも前面で腕を動かす場合際は以下のポイントを起点として、動かす意識をもってみてください。

腱鞘炎 ケア 鎖骨

カラダよりも後面で腕を動かす場合際は以下のポイントを起点として、動かす意識をもってみてください。

腱鞘炎 ケア 肩甲骨

手や指に力が入っていない状態をつくる場合は、以下の画像の様にまず肩と首をギューッとすくめてください。

腱鞘炎 ケア シュラッグ

限界まで引き上げたら以下の画像の様にストンといっきに落としてみてください

腱鞘炎 ケア シュラッグ②

これを行った時は、肩や首の力が抜けていて、自然と手や指に力が入ってない状態になっています。日常生活の中で、常にこの力感の抜けた感覚でいることを癖づけていくと、徐々に手や指に力が入っていない状態に近づいていきます。

まとめ

腱鞘炎の原因や簡単ケアの方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。腱鞘炎による負担を減らすには、鎖骨と肩甲骨から腕を使えるように日常動作を意識することや、モノを握る動作で必要以上の力が入っていないかを意識することが基本になってきます。

あとは、痛い部分や炎症が起こっている部分に、nanoPDSボディメンテナンスクリームを塗って痛みを緩和させることが出来れば、日常生活もぐっと楽になっていくので、ぜひ試してみてくださいね。