日焼けサロンの紫外線は大丈夫！？ 肌トラブルはなぜ起きるの？
紫外線でシミになったりシワになるのが嫌だけど、夏は小麦色の肌にしたいから日焼けサロンに行ってちょっとやいてこようかな！と考える方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
でも、日焼けサロンも結局紫外線だし…
そんな不安を抱かれている方の為に、日焼けサロンの紫外線についてちょっと解説してみます。
日焼けサロンの紫外線とは？
日焼けサロンは太陽から照射される紫外線とは少し違うもので、人工的に最も生物に影響を与えると言われていて、UV-Bをカットして、UV-Aだけを照射することによって、いわゆる日焼けの様なものを起こしています。
UV-Bをカットしてあるので、サンバーンやサンタンといった、太陽の光を浴びて起こる重度の日焼け症状は起こらず、炎症やシミなどの危険性も少ないといわれています。
それでは、日焼けサロンの紫外線はお肌にダメージを与えないかというと、そうとも言い切れません。
日焼けによる肌ダメージ
一般的にUV-Aは皮膚から吸収され真皮まで届き、お肌に蓄積的なダメージを与え続け、ハリや弾力の低下を引き起こすといわれる紫外線です。
いくらお肌トラブルの大敵であるUV-Bをカットしているからといっても、UV-Aである以上、たるみなどを徐々に引き起こし、お肌の老化を早める可能性があります。
さらに、UV-Aは生物に与える影響は少ないとされていますが、近年、過剰なUV-Aの照射により、水疱やシミなどの障害が起きる可能性があるというデータも発表されていいます。
UV-Aの健康被害については、公益社団法人 日本皮膚科学会のページでも紹介されています。
日光よりは随分と健康被害は少そうですが、少なからずお肌への悪影響はありそうですね。
キレイな肌を保つために絶対に必要なことは、お肌への外部刺激を極力さけることです。いくらダメージが少ない紫外線とはいえ、美肌をキープするのであれば紫外線は極力避けたいところですね。
