紫外線(UV)とはどんなもの?大事なことだけ覚えましょう!
陽射しが強くなってくると、「紫外線対策」「UVケア」などの文字をよくみかけますが、紫外線やUVという言葉、なんとなく解るけどあまり理解できてない・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな方の為に!
今回は紫外線(UV)がどのようなものか、出来るだけ簡単に・わかりやすくお伝えしていきます。
紫外線の基礎知識
太陽からの日射しは、
- 赤外線(せきがいせん)
- 可視光線(かしこうせん)
- 紫外線(しがいせん)
に分けられます。
これらがどのような違いで分類されているかというと波長の長さで、波長の短いものが紫外線で、UVと表されています。
UVとは:英語でUltra Violet(紫外線)を省略したものです。
ということで、簡単に言いますと・・・
波長が短いもの=紫外線
と覚えておきましょう!
このUVも波長の長さで、A・B・Cと、以下の様に分類されています。
- UV-A 大気による吸収をほとんど受けずに地表に到達しますが、UV-Bに比べるとお肌への影響は少ないとされています。
- UV-B オゾン層によりほとんど吸収されて、吸収出来なかったものが地表へと到達します。微量でもお肌に大きなダメージを与えてしまいます。
- UV-C オゾンや酸素分子によってすべて吸収されるため、地表には到達しません。
紫外線の詳細に関しては、気象庁のHPをご覧ください。
UV-Aのお肌への影響
UV-A
UV-Aは、UV-Bに比べると急激なお肌への影響は少ないのですが、真皮まで到達し、お肌へ蓄積的なダメージを与えてしまいます。
よくいわれているのが、ハリや弾力の低下。いわゆる老化にあたるものですね。急激な症状ではないので軽くみられがちですが、たるみなどの老化に繋がりやすいのでしっかりとしたケアが大事です。
UV-Bのお肌への影響
UV-B
UV-Bは紫外線量としては少なく表皮への作用が大きく、一般的にお肌への作用が最も強いものとされています。
UV-Bの影響として1番解りやすいのが、海水浴場で経験するいわゆる日焼けというもので、
・肌が赤くなる「サンバーン」と
・数日後に肌が黒くなる「サンタン」を引き起こすことが有名です。
炎症やシミの原因だけでなく、表皮細胞やDNAも傷つけてしまうので油断せず注意が必要です。
紫外線の強い時期と時間帯
日焼をするのが夏といういイメージが強いので、紫外線は7~8月頃がピーク?のような感覚があるかもしれません。
しかし、紫外線は3月頃から急速に強くなり、5月~7月頃がピークだといわれているので、この時期にしっかりケアすることが大切です。
POINT:紫外線のピークは5月〜7月
因みに5月頃は空気が澄んでいるので、大気での紫外線吸収が減少して1番脅威だという話もあるので、5月以降はしっかりとケアしてくださいね。
紫外線の強い時間帯は、皆さんのイメージ通り、10時~14時がピークになっています。
POINT:紫外線のピーク時間は10時~14時
因みに日本の場合、南にいけばいくほど紫外線が強くなってしまいますので、特に南側にお住いの方は十分お気をつけてください。
紫外線の基礎知識いかがだったでしょうか。頻繁につかう言葉ですが、案外知らなかったことも多かったのではないでしょうか。紫外線をケアしてお肌の状態をあげていくには、しっかり紫外線のことを知ることも大切です。しっかりと知識をつけて紫外線対策に取り組み、キレイなお肌をまもっていきましょう。